デザイナー篠原ともえさんを支えたアスペクト

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なんとも嬉しいニュース!

篠原ともえの革の着物作品が世界的広告賞、ADC賞で2冠を達成 

素材にはエゾ鹿革を使い、
本来廃棄される革の端の曲線を動物たちが暮らす山容に見立て、
グラデーションで表現、
さらに、生地を無駄なく使う日本の伝統衣装、着物に仕立てた。

時代の流れにあったコンセプトも素晴らしく、

それ以上に素人でもわかる作品の完成度に納得。

篠原ともえさんがかつてシノラーとして

ド派手な衣装で活躍をされていたのを覚えている人も多いと思うんだけど、

今はデザイナーとしてさまざまな分野で活動されてますね。

 

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篠原さんのホロスコープをちょっと拝見すると、

太陽と金星がメジャーアスペクトはなく

木星と土星とのインコンジャンクト(150度)の角度で

結ばれているという関係でした。

 

インコンジャンクトとは、

簡単にいうと”共通点がない”という角度。

そのため

個人のホロスコープだと

自分に中にギャップを感じている状態だったりするわけ。

 

篠原さんの場合は、

太陽と金星という「私的」なセンスをめちゃくちゃ大事にしたいところに

木星や土星という「公的」な視点も大事っしょ?

みたいな

不協和音が常に自分の中に響いているという感じなんじゃないかな?

 

今でこそ、その唯一無二なセンスが輝いていたとわかるけど

シノラーとして世に注目され始めたころは、

テレビ界隈では”キワモノタレント”扱いだったので、

個人と社会とのギャップからくる苦悩はあったんじゃないかな。

 

でもこのアスペクトを

苦悩で終わらせるのか?

それとも

統合させいくか?

でやっぱり人生も変わるよね。

篠原さんは、統合していったんだと思う。

 

今回受賞された作品は、

素材にはエゾ鹿革を使い、
本来廃棄される革の端の曲線を動物たちが暮らす山容に見立て、
グラデーションで表現、
さらに、生地を無駄なく使う日本の伝統衣装、着物に仕立てた。

定年退職された職人さんにも、
その方の優れた技巧が本作を作り上げるうえで
必要不可欠ということでご参加いただいた

というように、

自分だけではない様々な人たちの

世界観が融合されたことで生まれたもの。

篠原さんのインコンジャンクトである

太陽・金星という個人感に木星・土星という社会感が加わったからこそ

人々の心を打つ作品が出来上がったのではないでしょうか。

ものを形にするだけでなく、
こうしたかけがえのない伝統の橋渡しをすることも、
私たちデザイナーの責務

これこそがプロフェッショナルな視点。

篠原さんの仕事の流儀を支えてきたのは

このアスペクトでもあったのではないか、と思う。

個人のホロスコープでもこのアスペクトがあると、

自分の中にあるギャップ、

多面性に戸惑うこともあるかもしれない。

でも

そこを苦悩から統合に発展させていくには能動的に使うしかない。

「周りが何を求めているか?」

に目を向けてみるといいと思う。

そして

「私には何ができるだろうか?」

ここまでをワンセットで考えてみるといい。

そうすれば、このアスペクトはかなり活かせるんじゃないかな。

以上

ホロスコープアドバイザーカレンでした!

ではでは!

 

 

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