品川 原美術館 モダン建築と蜷川実花self-image展にうっとり

品川 原美術館 モダン建築と蜷川実花self-image展にうっとり

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こんにちはカレンです。品川駅から徒歩15分の原美術館に行ってきました。
5月10日まで写真家蜷川実花さんの写真展をやっています。

原美術館

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品川高輪口を出て歩いていきます。結構距離がありましたが春の暖かさと、時折桜が咲いているところもあり散歩も楽しめました。

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閑静な住宅街の一角にありました。

《モダン建築にうっとりしました》

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門を入ると右手に小さな庭が広がります。この建物に入るまでもアート作品がちらほらなんですが、すみません、私この建物の方に釘付けになってしまいました。

もともとは実業家 原邦造氏の私邸として昭和13年に建築家渡辺仁氏によって竣工されたものを現在は美術館として開館しています。渡辺仁氏は横浜のホテルニューグランド銀座の和光を手がけた方だそうです。

私はモダニズム建築がとても好きなのでロサンゼルスのミッドセンチュリーの建物大阪中之島の近代建築などを見ているだけで幸せなのですが、この原美術館も素敵。

2003年には『原邸』として、DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選ばれている。画像上部の丸い部分もあとでわかりましたがアート作品として利用されています。

《蜷川実花の色彩感覚》

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映画「さくらん」や「ヘルタースケルター」など映画監督としても活躍されている実花さん。今回は「self-image」がテーマだったのでセルフポートレイトも展示されていました。1階ではいわゆる蜷川カラーの独特な淫靡感さえ思わせる極彩色の世界。
2階では実花さんのセルフポートレイトや目黒川で3時間かけて撮った桜の写真も飾られていました。桜の写真なのですがまるで雪が舞うような叙情的な美しさで、これがあの目黒川の桜?と思えるものでした。

「目黒川の桜だけを撮った写真です。ある春の日、3時間程度ですべて撮影しました。あの日にしか撮れない。その時にしか残せない、そんな写真になっていると思います。」

私は映画「さくらん」の印象が強くて、吉原の大門に金魚が泳いでいたり、廓のド派手な柄の障子や花魁のモダンな着物を見て衝撃を受けたのですが、悲壮感のある吉原の話が実花さんの世界観だとPOPでおしゃれな世界に表現されていて私は好きでした。

《カフェもありました》

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展示を見終わるとカフェで一休みできます。この日は暖かな陽気だったのでテラス席が設けられていて結構混んでました。建物の裏側になります。壁一面小さなタイルで施され、円筒状の柱の装飾がされて手が混んでますね。

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写真撮影が厳しいカフェだったので確認して撮らせてもらいました。テーブルもおしゃれ。この席は蜷川実花展とシャンパーニュを楽しむコラボ企画として期間限定で設けられた専用テーブルなのだそうです。

アネモネをモチーフにしたテーブルとフィリップ・スタルク デザインのチェアで構成された専用のお席「ペリエ ジュエ フローラル ガーデン」を中庭テラスに設置。 特別メニュー「ペリエ ジュエ マリアージュ アシェット」をご予約いただいた皆さまを優先的にご案内いたします。

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チョコブラウニー。おいしかったです。

《春にぴったりの美術館でした》 

草木が色づき始めた春に、極彩色の世界に触れ、
麗らかな陽気の中貴重な建物に出会い、印象的な春の1日となりました。また別の展示会のときに訪れて見たいと思います。

原美術館

東京都品川区北品川 4−7−25
03−3445−0651
11時〜5時 (水曜8時まで)月曜休館
蜷川実花展は  〜5月10日(日)まで

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