双子座太陽エネルギーの無駄づかい〜大麻取締法違反〜【しくじり占星術】
さて、
カレン的しくじり占星術シリーズ第一弾です。
まずこちらからお読みください↓
しくじり占星術〜こんな星の使い方はするな？！〜【プロローグ】
裁判を傍聴に行くと、
その日に開廷される裁判の予定表を見ることができます。
その中で多いのが「薬物」関連の事件名ですね。
有名人のスキャンダルでも覚醒剤や大麻などにまつわるものが多いので
なんだか遠い話のような気がしてましたが、
けっこう身近で起きている犯罪なんですよね。
こういうのも裁判を傍聴しに行ったことで
改めて社会に対して考えさせられるきっかけになりました。
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【被告人スペック】
男性A
大麻取締法違反
３０代前半
自然環境管理系の仕事に就いているが夏はリゾートバイト
自宅にて大麻とコカイン所持の疑いで逮捕
【ホロスコープ的ポイント】
太陽 双子座
月 獅子座
刑事裁判の最初に「人定質問」として本人確認があるのですが、
その際に生年月日、住所、などを被告人が裁判官に向かって応えるという場面があるんですね。
この時点でAの太陽が双子座ということが判明しました。
裁判中はもちろんチャートを出すことはできませんが
この太陽双子座というだけでもこの被告人の人生を物語っていて、
やっぱり占星術すごいわと妙に感心してしまいました。
さて、この人、２０代の頃に訪れた海外で大麻経験があるので、立派な再犯です。
ただ、海外のはカウントされないようで、日本では初犯扱いみたいです。
けれども「常習的」に薬物に手を出していたことは確かなようです。
でね、この薬物の入手法がまたチャラいんですよ。
・自分がアルバイトしていたリゾートバイト先で出会った「客」と仲良くなってお近づきの印？としてもらった（実際は購入した）
・リゾートバイト先の近くでたまたま出会った外国人グループに自ら声をかけて仲良くなって白い粉（コカイン？）を「やってみるか？」と言われて渡された。
・音楽が好きで訪れたライブハウスで仲良くなったミュージシャンから勧められた経験がある。
とかね。
犬も歩けば棒に当たるじゃないけど、
仲良くなると薬物って気軽にもらえるものなの？って言いたくなるほど
このAは薬物に対して恵まれている（？）ような人生でした。
さて、思い出してもらいたいのがこの人。
太陽双子座なんですね。
私は、傍聴中に検察官の冒頭陳述による
被告人の経歴や立証などを聞きながらメモを取っていたのですが、
・ノリが良すぎる
・お調子者
・後先考えられない
・軽はずみ
・正義感のなさ
など印象を書き連ねていました。
太陽が双子座とわかっていたので
どうしてもそういう目で見てしまっていたのは確かですが、
検察官にも「軽率ですよね？」と言われている始末。
私それを聞いて「それだ！」と納得しちゃいました。
双子座のキーワードには
「コミュニケーション」「好奇心旺盛」「軽快さ」などがあります。
彼の場合、誰とでも仲良くなれるコミュニケーション能力に長けていたのでしょう。
そう考えると、たしかにこの太陽双子座のエネルギーを使っていたような感じがします。
けれども結果から見るとこの太陽エネルギーの使い方どうでしょう？
太陽エネルギーは度がすぎると、身勝手な方向に使われ始めます。
ただ単にその場のノリだけでコミュニケーション能力を武器にして
己の快楽を求めているだけで生きてきた人生。
彼の場合、この双子座太陽のエネルギーが
「軽率」というネガティブな形で出てしまってますよね。
また、獅子座の月の「自己表現」という顕示欲求も
被告人として法廷という間違った舞台で満たすことになってしまいました。
もちろん今回の犯罪だけが彼の人生の全てではないでしょう。
でも、犯罪に向かってしまったのは、彼が持っている天体エネルギーが
ネガティブに働いてしまったからと言わざるを得ません。
双子座の支配星は水星です。
水星のエネルギーというのは本来「情報伝達」の役割を担うエネルギーでもあるわけです。
好奇心から得た様々な経験と情報を伝えていくこと
優れたコミュニケーション能力を社会のために活かすこともできるのです。
今後は更生して健全な方向でこの太陽エネルギーを使ってもらいたいなと思いました。
ただこの人、検察官からの
「もし今後、薬物を所持している人たちと出会ったらどうしますか？」
という質問に対して
「もうそういう人たちと関わらないようにします」とって答えてて、
私は心の中で「警察に通報する。だろうが！」と突っ込んでしまいました。
検察官にも「まず警察に通報ね」と呆れられてました。
土星回帰（サターンリターン）も過ぎてこんなんで大丈夫かよ〜。
これからが正念場ですね。
こんな星の使い方はしないように気をつけましょう！
以上です。
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