
パリ〜マラケシュ〜ベルギーの旅 1日目【パリから旅した18日間 Premier jour】
パリ〜マラケシュ〜ベルギーの旅日記。
今までみたいに細々と1記事ずつ紹介していると、
終わるまでめちゃくちゃ時間がかかるし、
記憶が薄れて途中で書かなくなりそう・・・
と今更気づいたので、
まずは18日間のダイジェストをご紹介しようと思います。
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JAL便でシャルルドゴール空港までついた時までの記事はこちら。
JALでパリへ 羽田空港でのチェックインから搭乗まで【パリから旅した18日間】
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シャルルドゴール空港からパリ市内へエアポートバスを使ってみた【パリから旅した18日間】
Premier jour(1日目)
モンパルナス駅について、
ここからホテルまでは地下鉄で3駅くらいだけどスーツケース2つ持っての移動は無理なので
タクシーを拾うことにした。
バスが停まった場所からタクシー乗り場のようなものは見えず、
流しのタクシーを捕まえる。
さっきまでの「タクシー捕まらなかったらどうしよう」という緊迫な状況から一気に解放され
タクシーから見えるパリの街並みにこころがキュンキュン。
やっとパリに来た!
と実感できた瞬間だった。
ホテルまでは8ユーロくらい。
無事に
ホテルについてチェックイン。
今回は「モンパルナスアレジア」というホテルを予約。
ここは前半4泊し、マラケシュ&ベルギー&ニースを周遊後、
パリに戻ってきてから2泊する予定ですでにホテルズドットコムにて予約済み。
性格がら、普段の旅ならいろんなホテルに泊まってみたいと思っちゃうのだけど、
今回は旅のプランから考えてパリの拠点はここのホテルだけと設定。
イメージしていたホテルとは違い、フロントに男性が一人いるだけのこじんまりとしたホテル。
パリらしいといえばパリらしい。
エレベーターは大人が3人乗ればいっぱいくらいの小さなエレベーターがついていた。
これもパリらしい。
部屋はとってもコンパクト。
どうしてもネットで予約する際、ホテルの画像をみると、
勝手に頭の中で部屋を拡大イメージしてしまうのでこのがっかり感は毎回ある。
それでもとても清潔感もあるし、バスタブはないが、水周りも申し分ない。
部屋は狭いけどトイレは微妙にゆったりしてるのも面白かった。
部屋は2階。
表通り側ではなくて裏側だったようで、向かいは普通のアパートのようだった。
下を見ると緑があり、中庭のように見えるのでなんとなく落ち着く。
実際は隣の敷地との垣根だったみたい。
ホテルに着いたのが19時半くらい。
まだ外は日本でいう夏の3時くらいの明るさだが
タクシーから見てた際も、すでに街中のお店はほとんど閉店しているようだった。
とりあえず初日のプランとしては「バゲットを1本でも買う」というミッションをかけていたのだけど、
おそらくパン屋さんはほとんどもう閉まっている時間になってしまった。
でも諦めない。
もうひとつ私は初日のミッション、というか、絶対に行くと決めていた場所があったのでそこに向かうことにした。
きっとそこならバゲットを1本でも買うというミッションも叶えられるはず。
ホテルから最寄りの地下鉄メトロは「alesia」という4番の紫色のライン。
地下鉄の駅までは歩いて10分ほどかかるので若干不便にも感じたけど、
初日の街歩きにはちょうどよかった。
以前パリに来た時にもメトロに乗った記憶はあるんだけど、いかんせん久しぶりだから切符の買い方を忘れてしまっていた。
といっても基本は日本のJRとかと同じで、機械を操作していけば普通に買えた。
メトロチケットの買い方はこちら
パリ市内の移動は地下鉄が便利!メトロ切符の買い方は慣れれば簡単!
無事切符も買って、メトロに乗り込む。
パリ滞在中に感じたのは、このメトロ。
ホームに着くと2〜3分で必ず電車が来るのだ。
体感的には、東京の山手線よりも待っている時間が短く感じるほど
「すぐに来る」
せっかちな私にはそれがとってもありがたかった。
ガイドブックにさんざん書かれている
「メトロは注意!」という治安が心配だったけど
20時くらいでも仕事帰りらしいパリの人たちが結構乗っていて、
まだ外が明るいおかげもあり、
パリ初の地下鉄も特に怖さを感じなかった。
数分乗って、降りたのは「サンジェルマンデプレ駅」。
パリの地下鉄の駅はラインがいっぱいあるので目的地に対して最寄りの駅が2〜3駅あることも多い。
ただこの時はちょっと勘違いしちゃって、
目的の場所がサンジェルマンエリアにあるので、
サンジェルマンデプレ駅で降りちゃったんだけど、
駅からは歩いて10分くらいかかってしまった。
20時を過ぎたころに到着したのは「ボンマルシェ」
(本当の最寄りは「sevres babylone」駅でした。)
パリに来たかったのは、
ここが目的と言っても過言ではないくらいこのデパートの食品館が好き。
ボンマルシェとは、パリの有名高級デパート。
その隣にある食品館なんだけど、ここはとにかく見ているだけで楽しい。
さあ、いざ店内へと勇んで入ると、
いきなり入り口で大柄のセキュリティの男性が。
パリでは安全対策のため、
大きなお店でも小さなお店でも強面風のセキュリティのムッシュが入り口に立っていることが多い。
片手には危険物発見用の機械?みたいな棒を持っているので、バッグなどを調べるので
最初はちょっとドキドキしたけど、
この時は「ボンジュール」と笑顔で挨拶して普通にスルー。
やっぱり前よりはパリ全体がセキュリティが厳しくなっているのかと感じた。
そしてようやく店内へ、まずはパン屋さんブースへ。
おめあてのバゲットを買い、無事ミッション達成!
【319本目】パリ7区 la grande epicerie de paris 高級デパートのブーランジェリー
日本の4分の1くらいの値段で売られていたエシレバターを買う。
買い物したい衝動を「まだまだ初日よ!」と
抑えつつもなんだかんだサラダ、ハム、チーズなどに心を奪われ、初日の夕食として
ホテルで楽しむことにした。
19時くらいには閉店する店が多いパリでも、
ボンマルシェの食品館は21時まで営業しているのもありがたい。
とりあえず初日の目的は達成できたことを喜びホテルに戻るために地下鉄の駅に向かった。
パリの地下鉄は改札に切符を通さずに出口の扉があるゲートからそのまま出て行くタイプの駅が多かったんだけど、
必ず守らなきゃならないのが、「次の人のために扉を押さえておくこと」
これ忘れたら絶対にダメ。
日本人てこれに慣れていない人が多いからパリに行ったら注意。
日本でいうエレベーターは片方空けておくという暗黙のルールがあるけど
それとは全然違ってパリで生活する人たちにとっては最低限のマナーで当たり前のことなんだよね。
ちなみにこちらのムッシュは、
まだ地下鉄に慣れてない私が5メートル後ろから歩いてくるのを見て、
扉を押さえて待っててくれたの。
思わず嬉しくて写真を・・・。
ありがとうムッシュ。
ホテルに帰ったのは21時半頃。
ボンマルシェで買ったマカロンは案の定割れていた。
こんなに繊細なものを普通に袋に入れて渡すというのもなんともフランスらしい。
ニースサラダ。
ドレッシングが小さな小瓶でついてきた。
テレビをつけると、
たまたま大好きなアメリカドラマ「メイジャークライム」がテレビで放送されていてた。
星の数ほどあるアメリカドラマの中で、いちばん好きなこのドラマがパリで放送されているなんて奇跡。
まるで「パリにようこそ!」と歓迎されている気分になった。
夜にホテルに着いた割には結構充実した時間を過ごせた1日目だったように思う。
Deuxième jour(2日目)へ続く
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