喪に服すパリにて活動再開 13日目 【パリから旅した18日間 Treizièmejour】

喪に服すパリにて活動再開 13日目 【パリから旅した18日間 Treizièmejour】

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2016年7月「1年で365本のフランスパンを食べるブログbaguette365」というブログのために、

フランス〜モロッコ〜ベルギーへの旅にでた。

【これまでの続き】

パリに戻ったらホテルが最高だった 12日目 【パリから旅した18日間 DOUZIÈME JOUR】

 

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すっかり気に入ってしまったホテルラトリエモンパルナスから「バゲット365」完結編をスタート。

ただ私の心配事は、ニースでの事件を受けて、3日間フランスが喪に服すということ。

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喪に服すというのは、どういうことなのか?

もしかしたらほとんどのお店は休みになってしまうのか?

不謹慎だけど、パン屋さんが休みになってしまったら一番の目的である「バゲット365」が完結できない。

この日は土曜日だったので、通常なら休みの店は少ないはず。

「どうかパン屋さんは営業していますように」

祈るような気持ちでホテルを出発した。

グーグルマップ先生を頼りに、まずホテルから歩いて5分ほどのところにあるパン屋さんを目指した。

しかし、お店のある路地の角まで来たら通りは閑散、シーンとしている。

嫌な予感・・・

は!シャッターが閉まってる!!

最初に訪れたお店は、営業していなかった。

「これは、厳しいかも・・・」

でもそんなことでへこたれる私ではない。

グーグルマップ先生に次のお店を探してもらい、

そこから歩いて5分のパン屋さんへ向かった。

 

100mくらい手前からお店が見えたとき、パンを持った男性がお店から出てきた。

「やった!開いてる」

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【349本目】15区 boulangerie la place 開いてて良かった!庶民的なパン屋さん

 

「パン屋さんは営業している!」

そう確信した私は波に乗るように爽快な気分で次のお店へ向かった。

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【352本目】15区 Des Gâteaux et du Pain 高級パティスリーのパン&スイーツ

ありがたいことに、最初の1軒以外、訪れたパン屋さんは全て営業していた。

そのため午前中だけで目的本数を達成してしまったので、午後はパリの街を楽しむことにした。

 

パリ在住のジャーナリストさんがオススメしていた無料の美術館。

カルナヴァレ美術館

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パリには無料で入れる美術館がある。

無料なのにグレードが高すぎる。

img_7488下調べをあまりしていなかったので、

どういう歴史があるものなのかというのがイマイチよくわからなかった。

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私は視覚のみで満足しちゃうので、

美しいものを見られただけで有意義な時間だった。

この美術館があるマレ地区は、

パリでも個性的なお店が多くて歩いているだけでも楽しい。

 

美術館をあとにして、パン屋さんリサーチしながら散歩。

途中立ち寄ったのがここ。

【353本目】4区Dupain パリジェンヌ気分で気楽にイートインできちゃうパン屋さん

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ありそうでなかったイートインできるおしゃれなパン屋さん。

パリでもたくさんパン屋さんに行ったけど、ここは特にお気に入り。

店頭にフランス語がわからない私にもわかりやすい「お得セット」の看板が出ていた。

小腹がすいてきたような気がしたのでここでランチタイム。

 

好きなサンドイッチとドリンクとケーキを選んで10ユーロ。

サンドイッチは、2種類くらいしかなかったのでチーズとハムに決定。

そして次はおたのしみのケーキ。

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な、なんですかこれは?

というくらい美しいケーキたち。

パリのパン屋さんにはケーキも売っているところが多い。

正直、パリでのパン屋さん巡りで辛かったのは、

バゲットばかりに目を向け美しいケーキを選ぶことがほとんどできなかったこと。

どのお店も美人がいっぱいいるのに、無視し続けた罪は重い。

罪滅ぼしで選んだのはこの子。

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文句なく美味しかった。

中はチョコムース。ラズベリーの甘酸っぱさが加わり神の味。

私は、普段ケーキを食べるのは1ヶ月に1回あるかないかくらいだけど、

パリに来たら毎日食べてしまいそうで恐ろしい。

むしろ、今回はバゲットがメインで良かったのかもしれない。

このお店はおしゃれだし、イートインスペースもあり、

スタッフの女の子が一人でお店番をしていたので気兼ねなく居心地が良いパン屋さんだった。

 

お店を出ると隣が日本でも人気のmaisonKITSUNEだった。

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中をちらっとみただけで何も買わず。

それよりも私の心をぐわっと鷲掴みしてしまったのは、

このお店。

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普通のなんでもない靴屋の店先に、激安のサンダルが並んでいる。

なんと、6ユーロ!!!!!のサンダル。

(プライスカードに書かれたびっくりマーク5つは正しい本数ですね)

お店に入ってみると、若いムッシュが年配マダムの接客中。

6ユーロのサンダル以外にもお手頃な靴がたくさんあって

「好きなの履いてみてね」とムッシュが言ってくれたので

もう6ユーロに心がときめいてしまっていくつか試着してみた。

 

私が気に入ったサンダルをみていたら

「サイズは大丈夫?」

とマダムの接客が終わったムッシュがバックヤードからサイズ違いのを持ってきてくれた。

6ユーロなのにとっても優しいムッシュ。

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結局、黒のフリンジがついたかる〜いサンダルに決定。

ルブタンの高級なハイヒールよりも、

6ユーロの中国製のサンダルで大満足の私。

ムッシュに「私はこれを履いていきたいの」というと、

私がここまで履いていた靴を丁寧に袋にいれてくれた。

6ユーロでも優しいムッシュ。

 

お店の人とのちょっとしたやりとりも嬉しかったし

破格の掘り出し物に出会えるパリがますます好きになっていった。

 

13日目後編に続きます。

【こちらからどうぞ】

パリ〜マラケシュ〜ベルギーの旅 1日目【パリから旅した18日間 PREMIER JOUR】 

パリ〜マラケシュ〜ベルギーの旅 2日目【パリから旅した18日間 DEUXIÈME JOUR】

パリ〜マラケシュ〜ベルギーの旅 3日目【パリから旅した18日間 TROISIÈME JOUR】 

パリ〜マラケシュ〜ベルギーの旅 4日目【パリから旅した18日間 QUATRIÈME JOUR】

パリからマラケシュ出発編 5日目【パリから旅した18日間 CINQUIÈMEJOUR】

パリ〜マラケシュ到着編 【パリから旅した18日間 CINQUIÈME JOUR】

モザイクと雑貨天国マラケシュ編 6日目 【パリから旅した18日間 SIXIÈME JOUR】

モザイクと雑貨天国マラケシュ編 7日目 【パリから旅した18日間 SEPTIÈME JOUR】

モロッコからパリそしてベルギーへ入国編 9日目 【パリから旅した18日間 NEUVIÈME JOUR】

パリから列車でベルギーへ 到着編 9日目 【パリから旅した18日間 NEUVIÈME JOUR】

ブリュッセルの朝 10日目 【パリから旅した18日間 DIXIÈME JOUR】

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