続考察「俺のスパニッシュ」私は怒ってるんじゃない。悲しかったんだ。

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昨日書いたこの記事

銀座 俺のスパニッシュ 残念!「俺の」女にはなれなかったから徹底大検証!

いろいろな方に読んでもらえて、結構好評でした。

 

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マスコミでもなんども取り上げられている有名店なので、

行ったことがある人も多数。

その分いろいろな感想があると思います。

中には、

「6月にそのお店行ったけど、そんな印象なかったからびっくり」

という方もいて、

私の期待値の高さと、落胆の差が大きすぎたこともあったんだろうなとも思っています。

ある方には

「カレンさん、ずいぶんお怒りのようで・・・」

何て言葉も頂きましたが、

わたしは

「怒っているんじゃないんだ。悲しいんだ。」

と今年のお正月のテレビ特番でGacktさんが言った言葉をそのまま使わせていただきたい。

 

 

なんでこんなに悲しいんだろう・・・。

それはたぶん、

せっかく楽しみに行ったレストランで、

 

 

ほら!

俺の料理、変わっててうまいだろ!

ほら!

フォアグラやトリュフの高級食材が好きなんだろ!安値で提供してやったぜ!

ほら!

食事には生演奏だよな!高級感でるだろ?

ほら!

俺人気者だから、きっちり2時間で帰ってくれよ!

ほら!

スタッフも料理の説明できれば上等なんだろ?

ほら!

ワインのボトル、小売価格にプラス999円で飲めるんだぜ!すごいだろ!

ほら!

狭いけど、食べられれば十分だろ!

 

それが「俺の・・・流」だと言われればそれまでですが、

洗練さのない俺流の押し付けに対し、

「俺様すごいね〜」って言わなくちゃいけないような空気感。

 

自分が「客」ではなくて「俺様」に傅かないといけない身分のような気持ちになったのです。

そして『俺の 』というわりには、

どこかから、とってつけたような張りぼて感。

一昔前に過ぎ去っていった時代を見ているかのような儚ささえも感じました。

これが悲しみの原因だったのかなと思います。

 

「裸の俺様」がこれからどんな風になっていくのかは楽しみ。

どうか時代のニーズにあった素敵なサービスを提供してほしいものです。

ちょっぴりでも「僕」たちの気持ちもわかってもらえたらいいな〜と思います。

 

 

 

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