マイルドマウンティングの憂鬱

マイルドマウンティングの憂鬱

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こんにちは

カレンです。

今日は全然占星術の話とは関係のない愚痴みたいなものなので

お目汚しとなるかもしれませんし長文です。

嫌いな方は読み飛ばしてくださいね。

あ、ちょっと星座のことは書くかも。

 

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マウンティングという言葉を知ってますでしょうか?

本来、動物が群れなどの中で自分の優位性を示すためにとる行動だそうです。

猿の群れのボスを決めるというような感じですね。

 

このマウンティングというのが、今人間界でも流行って(?)いるそうで、

マウンティング男子、マウンティング女子というワードを

ちらほらあちこちで目にするようになりました。

このマウンティングを人間に究極に当てはめると

「階級」「ヒエラルキー」的な話になりますが、

実はもっともっと身近に行われているんですよね。

 

この人間界のマウンティングというのは、

相手を見下した発言をしたり、

自分の方がすごいということをあからさまに相手に伝えたり、

また巧妙に仕掛けて行くという、ある意味心理戦のようなものです。

 

たとえば、相手よりも自分の方が優位と思える発言として

未婚の人に対して既婚者が「結婚しなよ〜」

子供がいない人に対して「子供作りなよ〜」とかね。

あたかも既婚していることが上、子供がいることが上のように

「上から目線」で言ってくる。

まあ、これはちょっと極端な例ですけど、

こんな感じのことが特に女性同士のマウンティングとして挙げられるそうです。

ご経験ある方もいるんではないでしょうか?

 

でね、こんなのは別にどうでもいいんですよ。

私は。

そもそもこういうデリカシーのない人たちとは付き合いませんし、

いたとしても宇宙レベルで距離を置くでしょう。

 

私が言いたいのは、もっと「マイルド」なマウンティングです。

マイルドということは

「あれ?わたし、なんか見下されてる?」とほんのり気づく感じ。

または、

普通に会話していただけなのに、

「あれ?私、自慢話に付き合わされていた?」とうっすら気づく感じ。

 

これが「マイルドマウンティング」です(私が勝手につけた造語)

 

ただね、これめちゃくちゃ際どいのですよ。

受け取る側の状況や心理状態にもよりますし、

相手は意外と良い人だったりするので、

側から聞いていたら、たぶん「普通の会話」だと思います。

 

私の例を言いますと、

以前とある知人(Aさん)と会う機会がありました。

Aさんは人付き合いも広くて、

若い時から事業を起こしている方です。

その頃、私もちょっと教えてもらいたいことや

聞いてもらいたいことがあったので、

Aさんからアドバイスをもらえたら嬉しいなくらいの感じでお会いしたんです。

 

で、Aさんからいろんな話を聞くことができたのですが、

結局私はそのあとスッキリしたわけでもなく、

アドバイスを参考にしたわけでもなく、

ただただ、なんとなく

「もやっ」が残った感じだったんですよね。

 

のちのち「あんなに教えてもらったのになぜこんなにモヤモヤするんだろう?」と

振り返ると会話のほとんどが

ほんのりAさんの自慢のような話だったんです。

人脈の広さ、経験、経歴などは別に「はいはい」程度だったのですが、

決定的だったのは、私が密かに自負していることをAさんに言ったところ、

「それ私もやっているよ」という発言でした。

相手に共感したり、同意したりするでもない

「私も〜」というのはマイルドマウンティングの特徴です。

 

たしかにAさんは良い人なんです。

たぶん本人は自慢している気はまったくなくて、

ただ「教えてくれている」のだと思うんですが、

私にしてみたら、「自慢話を聞かされただけ」という印象が残ってしまったんですよね。

 

マイルドマウンティングは「じわじわ」くるのが特徴で、

その時は気づきづらいんですが後になって青あざのように出てくるのです。

気にしない人はまったく気にしないと思うし、

「え〜そんなの気にしてたら話できないよ」って方がほとんどだと思うんですが、

意外とマイルドマウンティングって堪えるんですよ。

 

ちょっと星座の話を出しますと、

私は太陽星座射手座なのですが、

「射手座」さんというのは会話をしていると「すごい!」とよく言うんですね。

射手座さんにとって「すごい!」は相槌のようなものなので、

普通に会話をしていると「すごい」の大安売り状態になります。

でも、

「すごい!」って男性を落とすための「さしすせそ」と言われる

さすが!

しらなかった!

すごい!

センスいいですね!

そうなんですね!

に入っているほどパワーワードなんですよ(笑)

 

このパワーワードを射手座さんは源泉掛け流しのように使うので、

会話している相手は「いい気分」になるのは当然です。(もちろん人にもよります)

いい気分になったら自分のことを話したくなるのは人の「常」。

だから私の場合、

この「マイルドマウンティング」を誘発しやすいのではないかと思います。

 

ただ、実は射手座さんて自分が「すごい!」って言う分、

相手にもすごいって言ってくれたり

思って欲しいというのがあるんですよね。

射手座さんは基本自慢話はしないのですが、相手をライバル視するのです。

相手とは同等でいたいと思うがゆえ、マイルドマウンティングに敏感なんだと思います。

 

karen’s point

まあ、オチというオチもなく長々と書いてしまいましたが、

マイルドマウンティングの私なりの対策としては

「すごい!」の大安売りをやめるくらいです。

なんとなくあのモヤモヤした状態を「マイルドマウンティング」

と命名したことで「ネタ」になったので

良かったです(笑)

お目汚し失礼しました。

 

 

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