
目黒雅叙園 日本人のDNAが騒ぎだす「和のあかり✖️百段階段」に行ってきた その2
目黒雅叙園で行われている百段階段の公開イベント「和のあかり✖️百段階段」へ行ってきました。
めったに見学ができない場所で、しかも通常は写真撮影が禁止されていますが、今回は撮影OKという素晴らしいイベントです。
場内の一眼レフで撮影している人たちにちょっぴりジェラシーを感じながら、「iPhone」でも綺麗に撮ることできるもん。と頑張って撮影してきました。
前半その1はこちらです。
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百段階段には全部で7つの間がありました。
それぞれ
静水の間、星光の間、清方の間、頂上の間、十ッポの間、漁樵の間、草丘の間とありました。
くわしくはこちらへ
百段階段を上がっていくと10数段ごとに間がありました。
それぞれの間では趣の違った和のあかりが展示されていて、各部屋に一歩中にはいるとどの観覧者からも「わ〜」という静かな歓声が聞こえるほど灯りの演出が見事でした。
江戸切子が下からのライトアップで美しく輝いていたり、作家による行灯が飾られていたり、風鈴が部屋いっぱいに吊り下げられていたり、多くの方が驚いていたのは間いっぱいに青森ねぷた祭りのねぷたが飾られていた間でした。
十っぷの間 葛飾北斎と江戸職人のあかり
最近注目されている江戸切子。そのままでも十分美しいですがこんな風にライティングするとさらに芳しいような凜とした色っぽさを醸し出してくれます。
草丘の間
この間が個人的に一番好きでした。部屋いっぱいに広がった風鈴が圧巻。空調により風が吹いてきて風鈴の音色が奏でられています。その場にいるだけでまるで昔にタイムスリップしたような不思議なノスタルジーな気分に浸れました。
部屋がほの暗いので壁に移った風鈴の影までわざと計算されているような気がして、なかなか凝った演出でした。
漁樵の間 祭りのあかり
この間はまさに圧巻!ねぷたの大迫力を身近に見ることができました。あまりに素晴らしいフォトジェニックだったので写真を撮ることに夢中になってしまって・・・もう少しじっくりみればよかったかな。今回のイベントはフラッシュなしなら写真撮影OKなのでどの人もこの部屋では必ず撮影していましたよ。
清方の間 和紙のあかり
和紙から洩れる優しいあかり。この展示のなかで一番落ち着く空間でした。やっぱり日本人にとっては和紙に馴染みがありますもんね。作家さんによる作品が数点展示されていました。
頂上の間 提灯のあかり
最後の間は提灯が部屋いっぱいに飾られていました。日本の夏といえば提灯と金魚でしょう。幻想的に飾られた提灯に魅せられ、ちょっとユニークな金魚提灯に愛らしさをみました。
思わず写真を撮るのに夢中になってしまうほどフォトジェニックの数々。モデルが良いと、撮影する側も力が入ってしまいます。正直言って、ここなら誰でも素敵な写真が撮れること請け合いです。
ちなみに、今回の百段階段のイベントでは写真撮影がOKのため、自分が撮った画像を雅叙園特設ホームページから投稿ができるようになっています。私も早速投稿しちゃいました。
まとめ
この「和のあかり」 の情緒がわかるのは日本人のDNAがあってこそだと感じました。
もちろん外国の方にも美しさは伝わると思います。
ですが、風鈴の音色にキュンとなったり、和紙から洩れる光に刹那をみたり、ねぷたから感じる躍動感などは日本人しか感じられないものかもしれないと思いました。
見終わった後に心の底から何か湧き上がってくるような力がみなぎるような感覚がありました。
「日本人でよかった」と心から思える企画展になっています。残り日数少ないのでぜひ足を運んでみてください。
東京都目黒区下目黒1−8−1
03-3491-4111
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