目の前で舞妓さんを見られるチャンス!京の都をどりを体験してきた【京都旅】

目の前で舞妓さんを見られるチャンス!京の都をどりを体験してきた【京都旅】

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時期は過ぎてしまいましたが、京都で「都をどり」を観てきました。

京都では毎年舞妓さん、芸妓さんたちによる舞踊公演を一定期間、京都市内の数カ所の花街にて観ることができます。

都をどり、鴨川をどり、京をどり、北野をどりなど、流派が違うのでそれぞれ楽しみがあります。

その中でも有名なのが、都をどり。祇園甲部演舞場にて毎年4月1日から30日までの1ヶ月間行われています。

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桜がちょうど咲く時期に行われる都をどりは、京都を訪れる観光客に大変人気があるります。最近では外国人のツアーにも取り入れられているようです。

チケットは予約しました

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当日券も用意されていますが、売り切れていることもありますので、事前に予約しておくことをオススメします。

少し面倒なのですが、電話にて事前に日時、人数を伝えて予約をし、その金額を郵便局にて払い込みをしました。入金が済むとハガキが送られてきますのでそれを当日会場にてチケットと交換します。

チケットには2種類あって、開演前に芸妓さんによる茶席が含まれているものとないものがあります。せっかくの機会なので間近で芸妓さん、舞妓さんを見られる茶席付きがオススメです。

会場内から華やか

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チケットを交換し、演舞場の中にはいっていきますと、歴代の都をどりで使われた着物が飾ってありました。都をどりはこの真っ青な美しい色と肩のあたりの花模様のお着物が特徴で、このためだけに毎年仕立てているそうです。

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こちらの歌舞練場には広い庭がありますので、開演時間までこちらを眺めているのも良いです。この時期はもう新緑ですが、桜が咲いている時期ははもっと華やかです。

いよいよ茶席

茶席が含まれているチケットの場合は開演時間の30分ほど前に訪れます。一通り歌舞練場をみたあとに、係りの人達が手際よく客を誘導して、茶席まで案内してくれました。

茶席は数回に分けて行われますが、ポイントは前の方に並ぶこと。

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芸妓さんと控えの舞妓さんは日によって違います。

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会場は広く、細長いテーブルと長椅子が並んでいて、最前列の客席には運がよければ芸妓さんが点ててくれたお茶を舞妓さんが運んでくれます。最前列だと目の前を舞妓さんが通ってくれます。

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こちらがお菓子。虎屋さんのでした。お茶が運ばれてくる前にいただきます。このお団子柄の皿はお土産として持ち帰りOKです。柄が赤と緑と茶色がありました。

舞妓さんが運んでくれる席以外は裏から係りの人が運んできてくれます。

1日4公演、30日間続けるというので、茶席といってもさすがに流れ作業的な感じです。

茶席なんてちょっと敷居高そう・・・なんて気後れ感は全く無用です。むしろ情緒はあまりありません。

舞台へ

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会場に入る手前にお土産ものが売っていました。昨年の都をどりで使われた本物のお着物を再利用して作られたティッシュケースやはんこ入れがありました。

いよいよ開演

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イヤホンもパンフレットも用意して準備万端。席は1階、2階席に分かれています。前日の南座より席に空間があって助かりました。

「都をどりは〜」「ヨーイヤーサ〜」の掛け声から鳥肌が立つくらい華やかな舞台が始まります。この掛け声を聞くだけでも価値があります。暗い会場が一気に華やぎ舞妓さんの踊りから始まりました。

目線、手の先、足の先まで、の所作の美しさには感動します。前日の市川海老蔵さんの所作にも惚れてしまいましたが、確実に今の日本人が忘れてしまっていると思います。

かわいい舞妓さんの初々しさ、女盛りの芸妓さんのつやっぽさ、ベテラン衆の凜とした貫禄。1時間の舞台で8景行われますが彩華やかなものからしっとり感のあるものまで、見応えがありました。

 

まとめ

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日本にいても日本らしい文化を体験できることって少ないと思います。華やかな舞台、芸妓さんの茶席など、普段は体験できないものを楽しめました。「今年も都をどりがみたい。」そんな気持ちで京都を訪れる目的のひとつができました。

今年は都をどりは終わってしまいましたが、5月は鴨川をどり24日までが楽しめます。

京都旅の予定のひとつに入れることをお勧めします。

をどりを見に行こう(観光サイト)

 

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