
京都 鴨川をどり 芸妓さんの華麗な踊りと粋なおもてなしに大感動!
毎年、「京のおどり」を楽しみに京都を訪れています。
京都では春になると
期間限定で各花街の芸妓さん、舞妓さん達による踊りが観ることができるのです。
今年はこのような日程でした。
都をどり(井上流)
祇園甲部 4月1日~30日
京おどり(若柳流)
宮川町 4月2日~17日
北野をどり(花柳流)
上七軒 3月25日~4月7日
鴨川をどり(尾上流)
先斗町 5月1日~24日
毎年楽しみにしている「都をどり」の時期には訪れることができなかったので、
5月に行われる先斗町の鴨川をどりを観に行くことにしました。
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鴨川をどりは三条の先斗町にある歌舞練場にて行われます。
鴨川沿いの一歩奥のお茶屋さんや飲食店が立ち並ぶ細い路地を歩いて行くとあります。
今回もお茶席のセットで、
チケット代は4800円でした。
劇場内に入るととっても可愛い赤と白のぼんぼりがお出迎え。
この千鳥が鴨川をどりの紋章だそうです。
お土産売り場。
京都らしい扇子や、小物が並びます。
だがしかし、
可愛い千鳥の紋章を使ったオリジナルグッズがこの脂取り紙のみ。
千鳥柄が大好きなのですが、もっと別のグッズがあったらな〜。
すでにお茶席は始まっていたので4階の茶席へ向かいます。
鶴屋吉信さんのお菓子が出ました。
このお皿は持ち帰れます。
裏に鴨川をどりの文字入り。
千鳥の柄をぜひ入れてもらいたい。
今回のお菓子は都をどりのよりも美味しかったです。
御運びさんの手際が良くて、あっという間に抹茶が出てきます。
目の前で舞妓さんがお茶を点ててくれていますが、あまりじっくり見ることができなかったです。
ちなみに写真撮影は禁止でした。都をどりの方は以前撮影できたのですが、鴨川をどりはできないようです。
外国の観光客の方も大勢いらっしゃっるしせっかくなので撮影はさせてもらいたいですね。
ただ、毎日3回公演されるのですが、
1回目の12時半からの回は舞妓さんによるお出迎えがあったそうで、その時は撮影がOKとのこと。
どうしても撮りたいという場合はその時間に来ればよかったのですね。
お茶を飲んだ後は、休憩所でしばらく待機。
約10分前から劇場内に案内されました。
こじんまりとした舞台です。
今回の席は花道の反対側。
2階席もありますが、
花道側の2階席は一部舞台が見えないようなので一階席で観るのがおすすです。
ここにも千鳥のぼんぼりが・・・。
かわいいです。
さて、開演後は当然、撮影禁止なので、画像はここまでです。
今回の演舞は
1部が源氏物語「生霊」
2部が道中双六東下り
という2部構成となっていました。
1部はおなじみ源氏物語の、
六条御息所が生霊になり葵の上が息絶えてしまうという怨霊もの
ひいい〜〜〜。
京都でいきなり怨霊ものとは逆に乙?
芸妓さんたちが男役、女役として踊りを交えての舞台。
まるで宝塚のような感じです。
セリフも歌舞伎のように難しい言い回しは少なく、
説明がなくてもわかりやすくてよかったです。
さて、
お次は第2部の「道中双六」。
弥次さん、喜多さんに扮した芸者さんが京都から江戸を目指す道中を描くちょっぴりユーモラスなお話。
これがとっても面白かったです。
弥次さん、喜多さん役のお姐さん(ベテラン芸者さん)をお見送りするときは可愛らしい舞妓さんの踊りが見られたり、
道中は中堅の芸妓さんたちの迫力ある立ち回り風な踊りが見られたり、
そして最後はベテラン芸者さんによる美しすぎる所作の素晴らしい踊りまで続き、
どんどん引き込まれる内容でした。
最後に全員による「おおきに〜」のお辞儀を見られた時には鳥肌が立ってしまいました。
その粋なおもてなしに感動。
少しうるっときてしまった私はやはり日本人の魂があるのだなと実感しましたよ。
【karen’s point】
正直言いますと、第二部が始まる前は、都をどりに軍配が上がっていたのですが、
2部の演目を見た後はすっかり鴨川をどりのファンに。
華麗な舞と、京都らしいおもてなしにすっかり魅了されました。
毎年公演内容は変わるのですが、
今回の源氏物語と道中双六は数年前の再演だそう。
毎日、毎回、芸者さんたちの役回りも変わっていくなのですが、
今回はベテラン中のベテラン豆千代さんが登場された回だったので
感動も一入でございました。
鴨川をどりの芸妓さん、舞妓さん、こちらこそ
おおきに〜
【鴨川をどり情報】
*今年は5月24日まで公演されています
チケットは旅行会社窓口等で購入可能でした。
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