
【京都南座】歌舞伎ってこんなに楽しかったの?市川海老蔵特別公演に感激
さて無事にチケットも発券でき、南座に入れます。4時開演のため3時半少し前に南座に着くと、開場を待つ人たちでごった返していました。
歌舞伎って素人にはちょっと分かりづらいと思うんですが、有料ですが音声ガイドが用意されていて演目の内容の説明をイヤホンで聞きながら観賞することができます。
このときは700円プラス1000円のデポジットで借りることができました。
南座の内部は20年ほど前に全面改装されたそうなんですが、それでも風情のある趣を醸し出していました。
売店コーナー
先日お亡くなりになった坂東三津五郎さんの柄のグッズもありました。
ちょっと前に話題になった歌舞伎のフェイシャルパックも
南座のおいしいコーヒー という文字が入ったコーヒー。
いよいよ開演
この日は2部公演になっていて、演目が書かれていました。
今回の演目は
道行初音旅
口上
身代座禅
近くにいたスタッフさんにくわしく尋ねると4時に始まるとだいたい6時半くらいに終わると教えてもらいました。
座席注意!
興味津々で南座を楽しんでいたらそろそろ開演時間に、席は2等席で3階の一番前の列でした。この座席が狭い!です。開演中足がつらくてつらくて、最後は正座してしまいました。足が長くない私も窮屈でエコノミー症候群ギリギリの狭さなので足の長い方は端の方の席をお選びください。
いよいよ海老蔵様
私は実は特に海老蔵さんのファンではなかったのですが、自分も知っている有名な役者さんが出演されるとなるとやはり楽しいものです。
2つめの口上から海老蔵さんが登場し、この度襲名された九團次さんの紹介と挨拶をされました。
これが「おもしろい!」
私は歌舞伎って堅苦しいものだと思っていたのですが、少しユーモアを交えた挨拶に会場からは笑い声があがります。でも決めるとことはビシ!っと決める。歌舞伎ってもともと大衆を楽しませるためのものですもんね。
最後の身替座禅という話は簡単に言うと「愛人に会いたい大名様が座禅をするから一人にさせてくれと妻(鬼嫁)を騙し、家来を自分の身替りに座禅をさせ愛人に会いに行く」という下世話な話。
この大名を演じたのが海老蔵さん。艶っぽく、とてつもないオーラを醸し出していました。歌舞伎役者さんは指先から目の動きまで完璧に演じられて所作の美しさは今の日本人にはあまり見る機会がないと思うのでぜひ細かいところまでみることをおすすめします。
まとめ
海老蔵さんという歌舞伎界のスーパースターを身近に見ることができるのが舞台の良いところですし、決して堅苦しいものではなく歌舞伎は思っていた以上に楽しいものでした。音声ガイドがあると内容もよくわかります。あとオペラグラスがあるとさらに楽しめると思いました。
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