自己愛性パーソナリティタイプのホロスコープ検証

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4月のホロスコープ鑑定対面セッションは

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前回は

演技性パーソナリティタイプのホロスコープ検証

として、

「〜細胞はありま〜す!」と

世間を大いに騒がせたあの方のホロスコープを読んでみました。

 

今回はパーソナリティ障害にカテゴライズされる

演技性、自己愛性、妄想性、境界性、反社会性

のうちの自己愛性タイプの方のホロスコープを検証してみようと思います。

 

念のため・・・

あくまで「パーソナリティタイプの特徴がどのようにホロスコープに示されているのか?」

という個人的な目的で検証しているだけです。

人選については、ネットや文献などに記されたその人物の情報を元に、

パーソナリティ障害の特徴と一致する点が多いことから判断しています。

なお、私はそういう診断をできる立場ではないため「パーソナリティ障害」ではなく

「パーソナリティタイプ」として表すようにします。

 

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さて、今回検証する

自己愛性パーソナリティタイプ(障害)の人の診断基準としては・・・

・自己の重要性に関する誇大な感覚

・限りない成功、権力、才気、美しさ、理想の愛の空想に囚われている

・過剰な賞賛を求める

・共感の欠如

・対人関係で相手を不当に利用する

参考

が挙げられます。

 

もう10年ほど前になりますが、

関わる男性が次々と不審死した事件の犯人として逮捕されたK(すでに死刑が確定)

複数の男性を手玉にとって金を搾取していった女。

そんなにもコロっといってしまうほどの美女なのか?と

世間が思っていたところに疑惑の人物として新聞に掲載されたのは

三十路半ばのぶっくりとした女性の写真でした。

そのギャップに多くの人が「マジか!」と驚いた事件でもあり、

刑が確定された後も、

ブログをやったり、獄中結婚したりと何かと世間を騒がせました。

 

このKが実際にどのような人物だったのか?

というのは様々な書籍に記されていますが、

上記の「自己愛性パーソナリティタイプ」の特徴がそのまんま表れているのがわかります。

過剰に自分を表す虚言的なところは、

演技性パーソナリティタイプともかぶるところがありますので複合タイプなのかもしれません。

 

では、このKのホロスコープを検証してみましょう。

 

⭐️気になるポイント⭐️

・射手座で金星&海王星  ピッタリ度数のコンジャンクション  

・蠍座火星&水星 コンジャンクション 

・火のエレメント&水のエレメント 過多

 

月が、出生時間12時で出すと牡牛座ですが、牡羊座の可能性もあります。

Kの場合、牡羊座(勝気)、牡牛座(金満)の要素をどちらも含まれているため、

判断が難しいところがあります。

 

彼女の1番の特徴である、自己愛性の強さは

射手座の金星&海王星のタイトなコンジャンクション

が影響しているのではないかと思われます。

 

射手座は理想を掲げるサインです。

そこに愛と欲望の金星と、

それを果てし無く広めていく海王星のエネルギーが後押ししていきます。

Kの場合はこれ対して、魚座の木星もサポートしています。

 

天体のエレメントを見ても

風のエレメントがかろうじて1個ありますが、

あとは火と水のエレメントしかありません(月が牡牛座なら地もありますが1個です)

火と水は、現実感が薄くなりがちです。

 

目の前にある現実。

鏡の中に映る自分。

これらが倒錯しまうのです。

つまり、Kの場合、

「自分が思い描く理想の世界でしか生きられない」わけです。

 

普通の人ならそこを区別をつけ、

理想を現実とつなぎ合わせるように努力したり創作活動など道へ進むのですが

Kの場合はそれができず、現実の世界を無視するしかなかった。

いや、現実を巧みに造作して理想に近づけようとしていたのかもしれません。

 

そこで蠍座の火星と水星の力で、

巧みに相手の「懐(ふところ)」に入ろうとします。

 

彼女の裁判傍聴記を読むと、

「私は相手に与えていたんだから”もらう権利”があるのは当たり前」

というようなことを述べていたそうです。

 

つまり蠍座的な、自分を捧げることによって得る。

彼女はただこれをやっていただけなんですね。

だから本人としては「何も悪いことをしていない」という

彼女なりの理にかなってしまうわけです。

 

この部分は自己愛性パーソナリティの「相手を不当に利用する」特徴と一致しますが、

彼女にとって相手の「死」は自分の「生」に値するわけなので

なんら”不当”なところはなかったのかもしれません。

 

こういうタイプの人は、

「地」と「風」という現実感がそもそも乏しいので、

小さい頃から等身大の自分を認めることが大切なのですが、

生まれ育った環境でそれが得られないと

どんどん理想の世界がエスカレートしてしまう可能性があります。

 

karen’s point

自己愛性パーソナリティタイプとは、

自分の素晴らしさを認めてもらいたいというのが根本にあるのですが、

その素晴らしさは、他人が共感できてこそ認められるわけです。

Kの本質的な部分は、

他人と協力しあって、良い意味で夢を見させることができる人でもあるので

本当の意味で、等身大の自分を愛すことができたら、

別の人生があったのかもしれません。

 

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