【学び】 星のなる木 ガイドを通じて食へのこだわりが人を繋げるということを感じる
青山星のなる木さんで行われたフードアナリスト実践ガイドの会での話続きとまとめです。
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焼き物 岩手白金豚 粕漬け炙り
ここでお肉が登場。お店とゆかりのある岩手県産のプラチナポークです。ほんのりレアっぽさがのこりお肉のジューシーがわかります。粕漬けなので和の部分があり、赤ワインよりも辛口焼酎が合う感じでした。
鱸(すずき)の湯浸し
揚げられた鱸は、ふっくらとしていて淡白なのでとろみ餡と絡んで良い感じです。翡翠ナスという素敵な名前のナスが添えられていました。
岩手県産プレミアム米ひとめぼれ
南部鉄釜で炊き上げられてきたのは「岩手県産プレミアム米ひとめぼれ」この何がすごいって、料理長さん自ら田植え収穫にも出向いたまさにこだわりのお米。しかもすべて1粒2mm以上だそうです。ちなみに通常は1.7mmです。炊き上がったときには米が立っていて、ふっくらというのが見ただけでわかり、そしてやっぱり一粒一粒が大きいです。
お米の甘さがわかって、丁寧に最後まで手間をかけて作られるとここまで舌が喜ぶ味になるのだというのを実感しました。そのままでも十分美味しいですが贅沢にいくらご飯でいただきました。
和三盆糖のこだわりプリン
星のなる木さんで人気のこのプリン。たまたま先日このお店でランチをしたというグルメなお友達もこのプリンを絶賛していました。元pâtissierの料理長さんならではの、和と洋のコラボですよね。私基本濃厚なものが好きなので、締めがこの濃厚なプリンには感激。女性の好みをわかってらっしゃいます。
このお店の個室にはテラスがついていて「個室テラス」として利用できるそうです。外には青山のイルミネーションが輝いていて、デートや仲間内の会食にはもってこいですね。
素敵な空間で美味しい食事と、学びの時間を満足度120%です。あまりに楽しくて、なんとここから派生してフードアナリストによる利き酒&写真サークルなるものが誕生しました。
ガイドについてもここではご紹介しきれないほどたくさんの食の情報満載でした。ここまでの情報量だとガイドの打ち合わせ、下調べ、そしてどうやって伝えるかなどを考えるのも、かなりのご労力だったと思います。ガイドの講師のみなさんありがとうございました。
まとめ
今回、さまざまな料理が出てきましたが、おそらく普通の会食では、食材のこと、お店のこと、器のこと、またそれ以外の青山の歴史、店名の由来などの情報は得ることができないと思います。
それがフードアナリストのガイドがあることによって会食の雰囲気がぐっとランクアップされ、生産者、提供者(企業、店・料理人)消費者とのつながりができるんですね。
ちなみに、星のなる木さんの店名の由来は、親会社の造船所とゆかりのある有名彫刻家の作品からとっているなんて失礼ながら知りませんでした。
そんなことを知りながら料理を楽しむのは、食と人とをつなげる大切なことなのかもしれません。食という文化に恵まれた日本だからこそ、こうやって自らの体験をもって情報を得ることが重要だと感じました。
今回のコースは8000円で提供してくださいました。しかも飲み放題付きです。
青山という洗練された場所で、個室、行き届いたサービス、申し分ない料理、そしてガイドがついての勉強会としたら格段にお安い価格で学ばせていただきました。
星のなる木さんはランチでは2000円ほどから、ディナーも8000円ほどで利用できますし、系列店舗でビアガーデン5000円なども行っていて、リーズナブルにも利用できるお店だと思います。
総して、大変食へのこだわりと、お客を喜ばせたいという想いがたくさんこもった、企業努力を感じられる素敵なお店でした。
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