
一青妙「わたしの台湾・東海岸」出版トークイベントで台湾の魅力を再発見
西荻窪にある「旅の本屋のまど」で開催された
一青妙さんの新刊「わたしの台湾・東海岸」の出版トークイベントに行ってきました。
ちょうど2年前にも、こちらで妙さんの前著「わたしの台南」のイベントに参加したのをきっかけに
私の台南への運命の扉が開かれた特別なイベントでもあります。
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西荻窪に来るのは久しぶり。
仕事終わりの19時、駅から歩いて3分ほどの「旅の本屋のまど」さんへ向かいました。
すでに本屋さんの前にはイベントに参加する人たちが並んでいて、順番に中に案内されていました。
小さい本屋さんですが、店内に入るとすでに前の方の席は埋まっていました。
なるべく前の方に座りたいと思っていたら、
スライドが一番見える壁際の席が空いていたのでそこに座ることができました。
実はそこは登壇者のデスクの真横。
つまり目の前に妙さんがいる席をゲットできました。
わたしの台南への扉を開いてくれた妙さんが目の前にいる!
ドキドキでしたがここがチャンス!と勇気をもって妙さんに話しかけてみました。
妙さんは気さくに応えて下さり、
私はお礼の気持ちをこめて、
前回の「わたしの台南」の時にもこのトークイベントに参加したこと、
そのときに台南の有名人「まるやんさん」を知り、
その後台南を訪れたら偶然まるやんビンロウ店にたどり着いたこと、
そして、まるやんさんにお世話になったこと、
まるやんビンロウ店が縁で出会った人たちと日本でも再会できたことなどをお話ししました。
「まるやんさんのバイクの後ろに乗せてもらっちゃいました」と言ったら妙さんも笑っていました。
今回は台湾の東海岸をテーマにした本ということで、
約2時間にわたり、妙さんが実際に巡った台湾の東海岸の魅力をたっぷりと聞くことができました。
妙さんの本は、普通の旅のガイド的な内容だけではなく
台湾と日本との歴史的なつながりや、
台湾の人の魅力などを、
台湾と日本のどちらからいうことなく、妙さん独自の客観的な視点で紹介してくれていて、
まるで自分が台湾に行って疑似体験しているかのように台湾のエネルギーを感じさせてくれます。
また、台湾というとどうしてもグルメや観光に目を向けがちですが、
妙さんの本を読むと、「台湾の人」の魅力が一番よくわかります。
私は歴史はあまり勉強していないのですが、日本人と台湾人との歴史は人情で深くつながっている部分があるんだなと知ることができました。
ここ数年、日本でも台湾ブームで、私のようにディープに台湾好きの人だけではなく、
一般?の人たちからも「台湾に行ってみたい」と聞くようになりました。
これからはますます、台北〜台南は日本人におなじみになってくるとおもいますが、
妙さんはすでに台湾の魅力にはまりつつある人たちは「東海岸」に目を向けてみるのがオススメだそうです。
東海岸は西海岸(台湾の人たちは西海岸とは言わないそうですが)に比べると、
都会的な派手さはないものの、まだまだ台湾らしい風景が残っているそう。
台湾らしい風景というのは、日本統治時代の「日本らしい風景」とも繋がってくるのです。
私たち日本人にとっても「懐かしい」何かを思い出させてくれるのはまさに台湾の「東海岸」なのかもしれません。
私は台湾が好きと言いつつも、行ったことがあるのは台北、台中、台南、高雄くらいです。
東海岸については情報も少なく交通手段もよくわからなかったので、未知の世界でもありました。
ですが、今回妙さんのお話を聞き、台湾の東海岸とは「こういうところなのか!」
ということを知ることができました。
まだまだ知らない台湾がたくさんあることもわかり、
面積的には小さな台湾ですが、その土地のエネルギーの強さを感じ、
来年は、この本を片手に台湾の東海岸を巡り、実際にそのエネルギーを感じてみたいと思いました。
【karen’s point】
妙さん曰く台湾の東海岸は「魂的な癒しの場所」とのこと。
もう何年も前、初めて台湾を訪れた頃、あの時はただただの仕事のストレスから解放され癒されたいだけでした。
私にとって台湾は、癒されに行くところでもあったのですが、
今回紹介された東海岸には「本当の癒し」がありそうです。
その癒しの台湾には、今では親戚がいると言ってもいいくらい?人の縁も広がりました。
そんなきっかけを与えてくれた妙さん&「わたしの台南」に感謝です。
ますます台湾好きが増えるようにわたしもブログで貢献していきたいと思います。
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