なんで幡野さんに相談したんだろう

なんで幡野さんに相談したんだろう

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【2020年10月27日追記】

記事の内容に「本人から削除依頼があった」ことが前提で書いた部分がありますが

ご相談者さんから削除依頼ではなかったとのことでした。

なのでその部分は削除し修正いたしました。

********

幡野広志さんがcakesで掲載している

「幡野広志の、なんで僕に聞くんだろう」というお悩み相談が好きで読んでいるのですが、

先日アップされた記事が今朝になって消えていました。

最新記事の相談内容と幡野さんの返答が

ツイッターでちょっと物議を呼んでいたので

炎上消火目的で削除したのかな?と思って

幡野さんのツイッターをみたら

相談者から削除依頼が来たからだったそうです。

*本人の削除依頼ではなかったそうです(10/27追記)

 

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私は削除前にその相談と幡野さんの返答をすべて読んだんですけど

その内容というのが夫婦の問題で、

妻側から夫が夜遊びしたり交通事故も何回も起こしてるがどうしたらよいか?

というような相談でした。

ただ、文を読んでいると夫のDVを疑うようなことも書かれている上、

読む人によっては「盛り感」があるようにもとられそうな感じだったんですよね。

その盛り感とは「毎晩夜中の3時に起こされて」とか

「引きずって連れていかれた」とかそんな感じだったと思います。

 

私もたしかに「ドラマティック」に書いているなとは思ったんですが、

こんな人は世の中にたくさんいるので特に気にもならなかったのです。

でも、幡野さんの回答がそのドラマティックに書いている部分を指摘して

「そんなに大げさに言っていると誰もあなたのことを信用しなくなりますよ」

つまり、

あなた(相談者)が言っていることを信じることができない。

という回答だったため

DVを受けている人の相談に対してそれはないんじゃないか?という

物議に発展していった模様です。

 

・・・現場からは以上です。

 

幡野さんは狩猟家であり、写真家なので

もともと人生相談にのるのが本業でもなんでもないんですね。

だから連載のタイトルも「幡野広志の、なんで僕に聞くんだろう」なのです。

しかもガン患者なので、なおさら

なんで人の相談にのっているんだろう?って

本人が一番わかっているのだと思います。

 

ただこの連載はすでに本にもなっていて

そういう視点もあったか!と目からウロコな

幡野さんの回答の切り口が斬新なので

コピーライターの糸井重里さんも一目を置かれているようです。

 

でね、

この本を読むとわかるんですけど、

幡野さんて基本的にぜんぜん相談者に寄り添っていないのです。

むしろ一見すると突き放していることが多いようにも思えます。

たとえば、子供が心配だ〜と叫ぶ母親からの相談には、

「あなたが子供の心配をすればするほど子供は離れていくよ」みたいなね。

でもその奥には

「子供を心配している時間があったら自分の人生を充実させましょう」という

メッセージがあるのです。

だから、正直今回のDV疑惑のある相談も

幡野さんがどういう回答を今までしてきたのかがわかっていれば

そんなに目くじら立てるようなものでもないのです。

 

そもそも幡野さんに寄せられるのが、

(cakesが仲介に入っているとしても)

『なんでこんなこと幡野さんに相談するんだろう?』

という相談も多くて

『そんなの”テレフォン人生相談”で聞いてもらえよ!』

って思ってたんですよ

あっちの方が人生のベテランアベンジャーズが揃っているし、

ただ幡野さんよりももっと辛辣ですけどね。

 

もしも、私のもとにその相談者が来てくれたら、

然るべきところに相談することを促した上、

大変でしたね〜の一言くらいはかけてあげますけど

たぶん幡野さんと同じく

「自分のことに集中しましょう」というアドバイスになると思います。

 

う〜ん、でもね、

そもそもですよ、

本当にこの相談者は実在したのでしょうか?

“まさかとは思いますが”cakesの自作自演ってことはないですよね?

(Dr.林の「家の中にストーカーがいます」より)

近々「なんで僕に聞くんだろう」の第2弾も出版されるとのことですので、

もしかしたら炎上商法なのかしら?

と疑ってしまう自分もいます。

そんな風にしか世の中を見られなくなってしまいました・・・と、

テレフォン人生相談に相談してみようかしら?

 

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