ベルギー 屋根のない美術館 ブルージュへ10日目 【パリから旅した18日間 Dixième jour】

ベルギー 屋根のない美術館 ブルージュへ10日目 【パリから旅した18日間 Dixième jour】

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2016年7月「1年で365本のフランスパンを食べるブログbaguette365」というブログのために、

フランス〜モロッコ〜ベルギーへの旅にでた。

【これまでの続き】

ブリュッセルの朝 10日目 【パリから旅した18日間 DIXIÈME JOUR】

 

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ホテルから中央駅まで向かって、ここからブルージュ行きの列車に乗る。

駅は大きくモダンで、でも歴史を感じられるヨーロッパらしい雰囲気だった。

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たまたま並んだ窓口の係員のおじさんが、

ちょっぴり日本語がわかるんだとばかりに、超片言の日本語で「何時何分発の列車だよ」と教えてくれた。

誇らしげなおじさんを見ててこっちも嬉しくなった。

ブルージュに向かう列車は時間帯によっては20〜30分に1本ほど出ていたので、次の列車までそれほど時間がなく急いだ。

ホームに着いたものの、同じホームから行き先の違う列車が頻繁に出発していくので、頭の中が大混乱。

掲示板での表示はあるけど、どの列車がブルージュに行くのかいまいちよくわからない。

近くにいたカップルもブルージュに行くらしく聞いてみたら、

「この列車だよ」とちょうどホームに入ってきた列車だと教えてくれた。

ホッと一安心で列車に乗っていざブルージュへ。

約1時間ほどでブルージュに到着。

ブルージュは人気の観光地のため、ほとんどの人が降りるから間違えない。

駅から中心部まで少し離れているためガイドブックではバスで向かうことを勧められていたけど、

歩いて15分ほどで行ける距離なので、途中の風景を味わいながら向かうのがベストだと思う。

やっぱりスーツケースはブリュッセルのホテルに預けてきて大正解だった。

駅前の大きな通りを渡るともうそこはヨーロッパらしい美しい光景が目に入ってきた。

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同じ自然なのに、同じ川なのに、同じ樹木なのに、同じ緑なのに、日本とは全然違う。

何が違うんだろう?と考えてみたら「優雅さ」だと思った。

白鳥が泳いでいても不自然じゃない。

 

と思ったら

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本当にいた。

 

中心部に向かう途中にある修道院の庭。

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入ることはできるけど、実際に生活しているため「静かに」という看板があった。

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ブルージュは昔、運河を利用して栄えていた街なんだけど、

ある時から流通が止まってしまったため、中世の街並みがそのまま残っているということだった。

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今は、その運河を利用して観光用のクルーズ船が出ているので、

船から街並を楽しむことができる。

運河沿いのいたるところに船乗り場があるので予約も不要で気軽に乗れるみたい。

ただ人気なので乗り場によっては結構待たないといけないらしい。

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この街は屋根のない美術館と言われるだけあって見所が満載。

私が行った7月は、観光シーズンだけあってヨーロッパ各地からの観光客でごったがえしていた。

特別に有名な何があるわけではないけど、古い街並自体の存在感が大きい。

やはり日帰りだけだともったいない、ゆっくり見て回りたい街だった。

嬉しいことに私はここブルージュに1泊する。

ブリュッセルエアラインの人の言う通り一泊にして本当によかった。

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美しく優雅な町並みをゆっくりと散策しながらホテルにむかった。

今夜の宿は「ホテル ヤンブリトー」

落ち着いた雰囲気のホテルで、

小さなフロントに女性スタッフがいて気持ちよいあいさつで迎えてくれた。

鍵をもらって早速部屋へ。

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きゃー素敵!

と言いたいところだけど、

・・・ここはたまたま通りかかって掃除中だったお部屋。

こっそりパチリ。

 

私の部屋はこちら。

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こじんまり〜!

しかし驚くなかれ、

見上げると

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ひえ〜。

天窓に、梁が丸出し。

ハイジ!

キキ!

が出てきそうな屋根裏部屋的な可愛らしいお部屋。

外観からはどんな風になっているのだろうと思っていたけど、ちょうどここが屋根の部分になるみたい。

建築が好きな人にはたまらないお部屋だと思う。

このホテルも嬉しいことにまたまたバスタブ付き。

ベルギーのホテルはいいな。

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ちなみにアメニティもばっちり揃っていて、とても快適なお部屋だった。

部屋で一旦休憩をとって、早速、散策第2弾へ出発。

すっかり忘れていたのだけどここはベルギー。

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町中にチョコレート屋さんがある。

老舗やら、オシャレ系やら、観光地のお土産的なものまで、チョコレート好きには大変危険な街。

また、ブルージュは「レース」も有名なのです。

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さらにここまでありつけなかったワッフルも堪能。

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幸せすぎる!

魔法の王国ディズニーランドなんて目じゃないくらいリアルなおとぎの国がここにあった。

しかもそのリアル魔法の国はわたしに信じられない奇跡を起こしてくれた。

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なんと!

絶対に無理だろうと思っていた使い捨てコンタクトレンズが手に入ってしまったのだ。

「HEMA」というIKEAのプチバージョンのようなオランダ系のチェーン雑貨店に売られていた。

まさか雑貨屋さんで売っているとは・・・。

もちろん雑貨扱いなので処方箋も何もなく買えちゃうのがすごい。

奇跡って本当に起きるのね〜。

奇跡を前にして少し安心したのか、疲れがどっと出たので一旦ホテルに戻ることにした。

ホテルに着く直前に、おいしそうなデリを発見。

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食品やお惣菜を量り売りしてくれる。

お弁当みたいなのもあって、しかもお手頃価格。

この日の夕食はここで買ってホテルの部屋で食べることにした。

部屋でデリをつまみ、テレビを見ながらぼーっとしていたら時間はすでに20時を過ぎていた。

けれども部屋の天窓を見上げるとまだ昼の14時くらいの明るさだった。

せっかく1泊するのにこのまま部屋にいるのももったいないので、散策第3弾にでることにした。

 

ここブルージュにも地元産のビールがあるらしい。

昨日のブリュッセルのビールがイマイチだったのでここはリベンジしたい。

外に出てみるとことごとくお店が閉まってしまっていたけど、バーはさすがにOPENしていた。

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ガイドブックに載っていた広場の近くにあったバーに入ってみることにした。

入り口からみると、結構混んでいて怯んだけど、店員さんが女性スタッフだけだったので安心して入ることができた。

さすがビール大国だけあって、クラフトビールの種類が豊富。

何を頼むか迷ったらお店の人に聞くのが一番だ。

地元のお勧めをお願いしたらこれが出てきた。

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ここにきてやっと「くう〜!美味しい!」

昨日のブリュッセルのビールよりも100倍美味しかった。

ゆっくり味わい、バーの雰囲気に酔いしれながら、本場のベルギービールを堪能できた。

もう一杯飲みたいところだったけど、

せっかく素敵なホテルに宿泊しているので「これで満足」ということにして

ホテルに戻ることにした。

11日目に続きます。

 

【こちらからどうぞ】

パリ〜マラケシュ〜ベルギーの旅 1日目【パリから旅した18日間 PREMIER JOUR】 

パリ〜マラケシュ〜ベルギーの旅 2日目【パリから旅した18日間 DEUXIÈME JOUR】

パリ〜マラケシュ〜ベルギーの旅 3日目【パリから旅した18日間 TROISIÈME JOUR】 

パリ〜マラケシュ〜ベルギーの旅 4日目【パリから旅した18日間 QUATRIÈME JOUR】

パリからマラケシュ出発編 5日目【パリから旅した18日間 CINQUIÈMEJOUR】

パリ〜マラケシュ到着編 【パリから旅した18日間 CINQUIÈME JOUR】

モザイクと雑貨天国マラケシュ編 6日目 【パリから旅した18日間 SIXIÈME JOUR】

モザイクと雑貨天国マラケシュ編 7日目 【パリから旅した18日間 SEPTIÈME JOUR】

モロッコからパリそしてベルギーへ入国編 9日目 【パリから旅した18日間 NEUVIÈME JOUR】

パリから列車でベルギーへ 到着編 9日目 【パリから旅した18日間 NEUVIÈME JOUR】

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