裁判傍聴記 薬物を断つには「強い心」が必要なのだ

裁判傍聴記 薬物を断つには「強い心」が必要なのだ

Post to Google Buzz
Pocket

 

こんばんは

カレンです。

久々に裁判傍聴記。

刑事裁判を傍聴に行くと、

男性が被告人の裁判の方が圧倒的に多いのですが、

まれに女性の裁判があって、

罪状を見ると「覚醒剤」や「大麻」などの薬物系が多いのが気になります。

 

スポンサーリンク

 

先日傍聴した裁判の被告人は

累犯前科ありの30代くらいの女性でした。

途中から傍聴し始めたため人定質問(名前や生年月日で本人か確認する)は聞いていません。

 

ちょうど情状証人として父親が質問されていたところで、

「お父さんも大変だよね・・・」

と(法廷に)入るなり同情してしまいました。

 

話を聞いていると、

この被告人には子供が二人いてシングルマザー。

今までも2回、覚醒剤での前科がありました。

前科ありですので、

おそらく執行猶予はつかず刑務所に入ることになるだろうとのことです。

社会復帰後は、悪縁は断つ、ダルクに入る、病院に通う、依存症のミーティングに行くなど

述べていました。

 

でね、この被告人がなぜ覚醒剤に手を出してしまったのか?

原因は、「家事ができない」「病気持ちの子供の世話」

などからのストレスだったそう。

ストレス解消で

い、いきなり覚醒剤????

 

おったまげ〜〜〜〜

 

ストレスの解消法下手くそか!

病気持ちの子供の世話は大変かもしれないけど、

いきなり覚醒剤はないでしょ。

 

しかもこの覚醒剤は、

友達に”頼まれて”この被告人がわざわざ入手したもの

たまたま手元にあったため、思わず自分も使ってしまった・・・。

山があるから登るんだ!じゃなくて、

「そこにあるから打っちゃった」みたい。

 

っていうか〜〜〜

そんなん友達ちゃうやん

(裁判中は私語厳禁なので心の中でいろんなツッコミが炸裂します)

 

人間関係、下手くそか!

まあね、誰でも心の弱さというのがありますし

相当疲れていたのかもしれません。

でも「断る勇気」があったら再犯は防げたと思います。

 

本人的には真っ当に更生したいと再三述べていましたが、

一度薬物に手を出してしまったら、

身体のケアだけでなく、人間的にも強くならないといけないんですよね。

薬物との戦いでもあるけど、弱い心とも戦いなんだと思います。

 

つい最近もピエール瀧氏が

実は20代から薬物を使用していたということが報道されて

世間が再びザワッとしたばかりですが、

薬を断つって本当に大変なんですね。

 

以上です。

 

【お知らせ】

4月のホロスコープ鑑定対面セッションは

4月6日(土) 19日(金) 20日(土)です。

くわしくはこちら→ホロスコープ対面セッションin東京 お知らせ

 

スポンサーリンク

Post to Google Buzz
Pocket