後頭神経痛になった話

Post to Google Buzz
Pocket

 

1週間ほど前の夜、それは始まった。

何気なく耳の後ろを軽くマッサージしたら

ビリっと電気が走るような痛み。

しばらくすると左の後頭部にも同じような痛みが起きるようになった。

 

え?なにこれ。

 

痛みは一瞬起きたらすぐやみ、またしばらくするとピリッとする。

今まで感じてきた頭の痛みとは違う。

 

頭の痛みは怖いので、

すぐにネットで調べたら、

どうやら「後頭神経痛」の症状にがっちり当てはまる。

後頭神経痛は、頭皮の感覚神経に起こる「神経痛」です。
神経痛は神経障害性疼痛とも呼ばれます。
皮膚の神経が、何らかの理由で過敏になってしまい、
ジリジリ、ジンジンとした独特の強い痛みを、不規則に繰り返し発生させます。
場所は頭ですが、あくまで皮膚の神経ですので、痛みの他に深刻な事態にはなりません。

出典だいだいクリニックHPより

 

原因は、

なんらかのストレスやずっと同じ姿勢でいたために

首肩の筋肉が神経を圧迫するなどの影響を及ぼしているとのこと。

 

スポンサーリンク

 

実は私、数日前から読書に夢中になっていた。

原因は明らかにこれだと思う。ってか、これしかない。

 

普段そこまで熱烈な読書家でもないんだけど、

読み始めた本が面白すぎて止まらなくなっちゃったのだ。

ちなみに読んでた本は、こちら


篠田節子さんの仮想儀礼は上下巻で1000Pを超える大長編小説だ。

失業した中年の男ふたりが、商売目的で新興宗教を立ち上げたところ、

本当に迷える人々が集まちゃって、

思いの外、どんどん規模が大きくなっていき・・・・ていう話。

私自身、上下巻を読んだのはいつぶりかも思い出せないのだけど、

いや、もしかして読んだことないかもしれない。

普段は手が伸びない本だけど、ある人のブログでオススメされていたので読み始めたら

ページをめくる手がとまらなくなってしまった。

 

堀川惠子さんの「裁かれた命 死刑囚から届いた手紙」は、

一九六六年、強盗殺人の容疑で逮捕された二二歳の長谷川武は、さしたる弁明もせず、半年後に死刑判決を受けた。独房から長谷川は、死刑を求刑した担当検事に手紙を送る。それは検事の心を激しく揺さぶるものだった。果たして死刑求刑は正しかったのか。人が人を裁くことの意味を問う新潮ドキュメント賞受賞作 amazonより

白装束集団を率いた女は、

20年ほど前テレビで騒がれたパナウェーブ研究所というカルト集団の教祖の誕生から終焉までを追ったルポタージュ

2003年4月末に突然あらわれた〝真っ白〟な集団。
奇怪な装束と行動で話題をさらった千乃正法会/パナウェーブ研究所とは。
彼らは何を信じ、何を求めていたのか。
「教祖」である千乃裕子の生涯をたどり、その謎を解き明かす。amazonより

 

話はずれたけど、

これらの本が、興味深すぎて夢中になって読んだ代償が

後頭神経痛だった。

痛みが始まってから、

首のストレッチやらコリをほぐす薬も飲んだし、目薬もしたけど全然効かない。

実際後頭神経痛には特に対処法はなく、数日して収まるのを待つしかないらしい。

それでも二日目の夜。時々おこるピリっとした痛みに眠れなかった。

そこで、目の使い過ぎならば眼球体操はどうだろうか?と

布団の中で目を瞑ったまま目玉を上下左右、ぐるぐると動かしてみた。

最初こそ気持ちの悪い感覚があったものの、3分ほど続けていたら、

ほぐれてる!という感覚がでてきた。

しかも喉にあった痛みがなくなってきたのもわかった。

これは効くのかも!

としばらく続けていると明らかに痛みの頻度が少なくなった。

少し安心しそのまま眠りにつき、

次の日には痛みがまったくでなかった。

 

目を酷使していたのはわかっていたけど、

後頭神経痛にまでなってしまうとは、本当に自分の”目”に申し訳なくなった。

これからは気をつけよう。

面白すぎる本というのも罪深いものだ。

 

 

スポンサーリンク

Post to Google Buzz
Pocket