田舎暮らしとマウンティング

田舎暮らしとマウンティング

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youtubeで都会から離れて田舎暮らしを

選択した人たちのチャンネルをみるのが好きです。

あるチャンネルの主さんが、

別荘地に自作で小屋を建て暮らし始めた当初

同じエリアの先輩移住者たちからの

“マウンティング”に困ったと話してました。

主さんによると

家庭菜園をやろうとしたら

「猿などの動物に食べられちゃうからやめた方がいい」とか言われたり

チェーンソーや薪ストーブのメーカーを聞かれたりと

移住当初は「ほっといてくれ〜」と思うような出来事が多々のあったようです。

うん、まあこれだけ聞いたら

「田舎暮らしあるあるっぽい」

「都会から別荘地に移住してくる人たちなんて

みんなお高くとまっていて先輩づらしてくるんだろうね〜」

と思っちゃうかもしれません。

 

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ただよくよく聞くと

「それマウンティングか?」って思う節もありました。

たとえば、車カバー。

主さんは移住当初ブルーシートを使っていたところ

近隣在住の奥様から

「ブルーシートじゃない方がいいわよ」と言われたそう。

これ、たしかに移住早々言われたら私も

「チッ!うっせーな」って思うかもしれない。

でもね、客観的に考えてみると

森林の中にブルーシートって目立つんですよ。

しかもなんとなく「事件性」も匂わせるじゃないですか。

家同士は多少離れていたとしても森林内を散歩をするもいるし、

せっかくの自然の中に

ブルーシートが悪目立ちするのは容易の想像できますよね。

景観を維持するのは住民の心がけが大事なことを

この奥様はアドバイスしてくれたに過ぎないのでしょう。

動画の主さんも素直に保護色のシートに変えたそうですが、

安くはない買い物でちょっとしぶしぶだったみたいです。

 

これは移住当初のジャブとしてはありがちな話なのでしょう。

都会の人間関係に疲れてた人にはおせっかいに感じ、

先住民にしてみたら教えてあげてるだけの図。

うんうん、どっちもわかるぞ〜〜〜〜〜(経験はないけど)

 

けれども私は、主さんが語るマウンティングって

「いわゆるただのアドバイスじゃない?」

って感じたんですよね。

それを主さんがマウンティングと捉えたってことは

単に主さんの劣等感にすぎないのではないかと思ったのです。

まあ、気持ちはわからないでもないんですよ。

「言い方あるやん!」って人もたまにいますしね。

でも、もしも私が同じ立場なら『チッ、うざいな』とは思うけど

“マウンティング”とは感じないかも・・・。

相手の言葉が自慢に聞こえたり自分を卑下されたように感じる時は

事実は別として

自分の中の劣等感が刺激されたにすぎないのかもしれませんね。

 

しかも主さんもちょっとそれはどうなの?って思ったのが、

“住む場所に生えている木を伐採しないと危ないよ”

というアドバイスを受けているのに、

「言われてから数年たってますけどまだ大丈夫です」

ってそのままにしているんですよね。

別にアドバイスを全て鵜呑みにする必要はないけど、

もうちょっと素直に聞かないと自分の命が危ないんじゃない?

もしもそんな山奥でなんかあったら

近隣の住民にお世話になる可能性だってあるんだしって、

と心配になりました。

田舎暮らし、移住暮らしに限らずどこに行っても

ある程度郷にいれば郷にってのを忘れちゃいけないだろうし、

近隣との交流がめんどくさい人は大変かもしれませんね。

そして田舎暮らしする以前の問題ですが

劣等感が強いとしんどいだろうなと感じました。

あ、そういえば以前私もマウンティングされた”風”な経験があるので

それはまた別な時に書きたいと思います。

(動画はあえて貼りませんがyoutubeで小屋暮らしで検索すれば出てくると思います)

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