
自分の問題 他人の問題
こんにちは
ホロスコープアドバイザー・カレンです。
人間関係で問題を抱えている人には
「自分の問題と他人の問題」をごっちゃにしているケースがあります。
たとえば、仕事でミスをして上司から怒られた。
これは問題ではありません。
ただの出来事です。
でももしこの出来事があったら、
多くの人が上司が怒ったのは自分がミスをしてしまったことが原因のように考えるでしょう。
けれども怒ったのは上司の問題です。
怒る上司が悪いということじゃないですよ。
そりゃ怒りたくもなるでしょう。
でもこれは上司の問題なのです。
これを多くの人は上司を怒らせてしまったのは自分のせいだからといって
他人の問題を自分の問題のように扱おうとします。
この場合だと、
必要なら上司に誠心誠意謝ったり、
ミスした自分が今後それを繰り返さないように注意したりするのが
自分がコントロールできる範囲です。
これが「自分の問題」
でも上司がどういうリアクションをとるかまでは
自分でコントロールすることできることではないのです。
これが「他人の問題」
相手が同僚、夫婦、パートナー、親子、友人、知人、見ず知らずの人でも同じことです。
コントロールできない領域まで自分の問題として首突っ込んじゃうのが
「人間関係がうまくいかない」
と感じやすい原因のひとつだったりします。
なので
自分の問題と他人の問題を分けて考えることが大事なんですね。
・・・と、ここまでが壮大な前置きです。
ここまで読んで
それができれば世話ないっつ〜〜〜の!
と思ったそこのあなた・・・
その通りです。
私も実際これができている人はナチュラルにできているか?
意識しながら改善していけたツワモノとして尊敬します。
それができない人は、
わかっちゃいるけど、他人の問題も自分の問題として抱え込んじゃうんですよね。
これは元をたどると親子関係から続いていたりします。
子供は親から見放されることが怖いので
同化することで安心感を得ようとします(月の年齢期)
そのため、親が不機嫌なら自分のせいなのかもしれないと感じやすいのです。
けれども水星の年齢期になって、
親だろうが友達だろうが自分と他人は別物だ
という分離の意識が目覚めれば、自ずとこの感覚は薄れてくるでしょう。
ただここがうまくいかないとそのまま大人になってからも
他人の問題と自分の問題を混同しやすくなるかもしれません。
実は私もこのプロセスがうまくできていませんでした。
今でも他人の問題に踏み込みそうになります。
でもね、はっきりわかっているのはエネルギーの無駄だってこと。
だからそういう時に私は魔法の呪文(!)を口ずさみます。
それは、
「知〜らんぺったんゴ〜リ〜ラ〜♪」
うちの姪っ子が小さい頃に歌ってたんですけど、
なんですかこれ???(笑)
意味がわかりません。。
でもね、この意味のわからない無責任なフレーズが私には効果的なのです。
これで一旦自分が他人の問題にまで入り込みそうな時に冷静になれるのです。
ま、それは半分冗談でも、真面目な話でもありますけど、
他人の問題に踏み込む時には、
少なからず相手をコントロールしたい欲求があるはずです。
ここには、
自分がコントロールされている気がするから
自分も他人をコントロールできると思っちゃう錯覚も隠されています。
本来は相手が自分をコントロールできないように
自分も相手をコントロールすることはできないんです。
ここに立ち戻るのが大事ですね。
自分の問題のみに集中し、
あとは「知〜らんぺったんゴ〜リ〜ラ〜♪」
で人間関係もだいぶ楽になってきますよ。
スポンサーリンク