ロケットを作る社長「だったらこうしてみたら?」

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こんにちは

ホロスコープアドバイザー・カレンです。

北海道でロケットを作っている植松努さんの本

不安な時代に踏み出すための「だったらこうしてみたら?」

を読みました。

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植松さんを知ったのは「思うは招く」というテーマの

TEDでのスピーチ動画で、

作業着姿で現れた一見どこにもいるようなおじさんが、

実は北海道でロケットを作る会社の社長さんという

リアル下町ロケットな人というのにも驚いたのですが、

それ以上に熱い想いを語る姿に感動しました。

植松さんが伝えたいことは

「夢をあきらめないで」というシンプルなものなのですが

植松さん自身が子供の頃から自分が好きなことをやろうとすると

大人や先生から

「そんなの無理」

「ロケットを作るには東大に行かなくちゃ」など

夢をくじかれるような言葉をたくさん受けてきた体験があるからだそう。

そんな植松さんが紆余曲折を経て

夢は思い続ければ叶うんだよという

メッセージを子供達に伝えていきたいというのが

この本に詰まっています。

 

植松さんの理念である「思うは招く」というのは、

ただただ毎日毎日思っていれば勝手に夢が叶うのではありません。

「発想の転換」「工夫をする」「いろんな人に相談する」など

誰に何を言われようともその先の選択は自分でできるんだよ。

ということを伝えているのです。

大人になれば選択肢がたくさんあることが見えてくるかもしれないけど

子供にしたら親や先生の意見が絶対でせっかく出た「芽」を目の前で

摘まれてしまったら、もう夢なんて見ない方がいいって思っちゃいますよね。

 

もちろん、応援してくれる大人もたくさんいます。

でも大人だって自分の体験以上のものはなかなかイメージもできないし、

子供に社会性のある生き方を勧めてしまうことの方が多いでしょう。

植松さんはそういう大人に対しても

子供達の芽を大人が摘むなと警鐘をならしてもいます。

 

私も植松さんだったらどう返答するのだろう?

と興味を持ちながら読んだのですが、

すごーくシンプルな返答なんだけど、

そうか〜!と納得してしまうものばかりでした。

たとえば

Q「お金がなくて大学に行けないので夢があってもかないません。」

という嘆きに対して

A「だったら夢を叶える別のルートを探してみれば?」

という回答をしています。

医者を目指すので医大に行きたい、でもお金がないって時、

そもそもなぜ医者を目指すのか?を考えると

もしかしたら、人を救いたい、人の役に立ちたいというのがポイントで

だったら別に医者じゃなくても

技術士でも栄養士でも人を救ったり役に立ったりもできるかもしれない。

という様々な手段があることがわかります。

これが植松さんのいう別のルートでもあるのです。

当たり前な感じもするんだけど、

でもこんなシンプルなことさえガチガチに進路を考えすぎていると

意外と思いつかなかったりするんですよね。

 

Amazonレビューも高評価で

「人の可能性を奪わない社会」の実現を目指す著者の読んだ人が問題を乗り越えて、自分の力で前に進んでいくための「考え方」を伝えた1冊

というコメントが印象的でした。

子供向けの本のようですが、

実は大人が読むと一粒で何度もおいしい!が詰まった本でした。

植松さんの講演会動画も

たくさんyoutubeに上がっているのでオススメです。

ちなみに植松社長は太陽獅子座さんでした。

ステージに立ち堂々と夢を語る姿はキラキラ輝き、

獅子座の良さが際立ってました。


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