Netflix令嬢アンナの真実〜虚構の世界に生きる人〜

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こんにちは

ホロスコープアドバイザー・カレンです。

Netflixで「令嬢アンナの真実」を観ました。

あらすじはこちら

舞台はNYマンハッタン、

自称ドイツの大富豪の娘として振る舞い、

数々の詐欺行為をして逮捕されたアンナという女性と取り巻きの物語。

簡単にいうと、

「虚言癖の女の子に大企業やセレブらがまんまと騙された話」

なんだけど、

これがフィクションじゃなくて実話だってのがびっくり。

 

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ドラマのアンナは虚言症(演技性パーソナリティ障害)で

自分の妄想の世界で生きている人。

だからこそ、

説得力が妙にあり普通の人たちにとっては脅威なほどの自信家に見えます。

その自信ある振る舞いで、

NY(マンハッタン)の投資家や弁護士やハイパーセレブらの

虚栄心を刺激しちゃったんでしょうね。

結果的に「詐欺」「窃盗」という軽犯罪(金額は大きいけど)

で禁固刑を課せられたわけだけど

ある意味、NYという虚構の塊のような世界だからこそ

成りたっちゃった犯罪だったのかもしれません。

 

レビューにもあったんだけど、

私はこのドラマを見ながら、

ずっと「○○はありま〜〜す」の某Oさんを思い出してました。

妄想で生きている人は、それが真実だから妙な説得力があります。

Oさんも研究という閉鎖的な環境だったからこそ

自分の世界に没頭しやすかったのかもしれません。

彼女もそうでしたが、

虚構の世界を生きている人はガラス玉のような瞳をしてました。

現実を生きてないので生気がないんですよね。

一部では利権に潰されたなんて話もあるようですが、

そんなおめでたい話じゃなくて、

私は明らかにパーソナリティの問題だったと思っています。

 

ドラマの話に戻ると、

自称令嬢アンナは結果的に「女詐欺師」として有名になったわけですが、

私はこれに違和感を感じました。

たしかにやったことは、

人を欺いたり騙したりする行為なので詐欺ではあるけど、

アンナの場合は、

意図的に人を騙そうをしていたというよりも

自分の妄想の世界に生きていたら、周りが勝手に騙されていった。

というのがあっているように思いました。

まあ、それが詐欺師かもしれないけど、

本当の詐欺師は、

人を騙して利益を得るという意図があるのに対して

アンナのような虚言癖は、

自分にとっての真実なので騙す意図は微塵もないんじゃないかなと思ったのです。

嘘も100回言うと真実になるという言葉があるけどそれも違う。

彼女らの見ている世界は嘘はないのです。

むしろ現実の方が嘘。

大それたことをするには多少のハッタリはかませ!

なんて自己啓発系で言われたりするけど

これだって「ハッタリ」だってわかってるだけまだマシ。

虚構の世界に生きていたらハッタリじゃなくて真実なので、

そりゃ騙されちゃう人もいますよね。

 

ちなみに、

禁固刑4〜12年かせられたアンナは現在すでに罰金を払い出所していて

インスタグラムまで復活しているとのこと。

図太いですね〜。

いやこれくらい神経図太くないと生き残れないのでしょう。

見習いたいな〜(笑)

 

ドラマは全9話でしたが、

もっと短くできたんじゃないかと。

予算が潤沢だったのか?無駄な描写が多かったです。

同じNetflixでも若い女性が主役の

「クイーンズギャンビット 」の方がフィクションながらも

クオリティが全然高いです。

カレン採点

令嬢アンナの真実 ★★(5点中)!!

Netflix

 

 

 

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