
姉妹とはサバゲーである
こんにちは
ホロスコープアドバイザー・カレンです。
私には弟が一人いるのですが、
幼少期のころに遊んだ記憶がちらっとあるものの、
中学生くらいからは存在の記憶がほとんどなくて、
弟の思い出は人生の中で片手の指で数えるくらいのエピソードしか思い浮かびません。
でもかといって険悪な関係というのではなく、
お互いにまったく干渉しない、
というか存在すらしないような感じで
母親の「”一人っ子”が二人いるみたいなもんだ」
の一言がまさにいい得て妙でありました。
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なぜ、唐突にこんなことを言い出したかというと、
N◯Kオンデマンドで、向田邦子の「阿修羅のごとく」を見たから。
女同士ゆえ、歯に衣(きぬ)着せぬやりとりをする4人姉妹が主人公。
脚本家・向田邦子が、女心の奥底に潜む阿修羅のようなエゴや執念をえぐり出した、
辛口ドラマである
一人っ子が二人の家庭で育った私には
「いや〜、姉妹ってえぐいわ」と思ったのが率直な感想。
相手の顔色を瞬時に読み取り、
腹を読む術をナチュラルに身につけ、
一番ダメージを負わせる言葉を閃き、
自分が言いたいことだけを言う。
日常の中で女同士の葛藤を乗り越えていくサバゲー(サバイバルゲーム)
それが姉妹である。
そんなことを阿修羅のごとくを見ながら思ったわけです。
私の母親も5人姉妹の末っ子だったので
“姉妹”ってやつのグログロしい昔話を時々聞くことがありましたが、
私にはまったくわからない感覚だったため
姉妹って壮絶〜〜〜!くらいにしか思いませんでした。
でも、反対にうらやましいと思う面もあります。
姉妹って仲が良い悪いとか、歳が近い離れてるとか、
そういうのは関係なく、
相手を意識しているという意味では、
ずっとライバルがいる状態ではないか?
姉には負けたくない
妹には負けたくない
そんな泥臭いライバル意識が根底にあることが
生きる上での原動力になる。
つまり、意識する相手がいるのは生きるモチベーションになるのです。
一人っ子が二人な私にとって、この感覚が弱いのです。
なので、
せっかく姉弟がいるのにライバル心を感じたことがないのは
とても残念なことなのかもしれません。
占星術でいうと、
兄弟姉妹関係は3ハウスや水星が示唆すると言われています。
人によっては兄弟姉妹のことで
阿修羅のごとくな体験することもあるかもしれませんが、
それは貴重な体験であると私は思います。
向田邦子さんは不慮の事故で亡くなられましたが
末の妹さんがその後、邦子さんが残したものを整理したり、
のちに姉についての本を書かれたりと、
遺志を引き継いでいるご様子でした。
姉妹じゃないとここまでできないと思うんですよね。
兄弟、姉妹というライバルが存在するというのは、
ずっと消えない火が灯っていることだと私は思います。
時に、その火を原動力にして生きていくことも大切なのではないかと感じました。
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妹がいますが、ライバル心など起こらなかったような気がします。それは6つ下だからなのかなぁって思ってます。大きなケンカはしたことないですが、自虐ネタ発言をすると(この場合、姉の私)機嫌が悪くなります。私(妹)も一緒にすんなっ!ということらしいです。一昨年、怒られました。
あらかよさん
コメントありがとうございます。
妹さんに怒られちゃったんですね。
妹さんはライバル心があるのかもしれませんね。