苦手な相手は壮大なブーメラン

苦手な相手は壮大なブーメラン

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先日タロットセッションを受けてくれたNさんから

“いつもはホロスコープだけど今回はタロットで新鮮だった”

という

お礼&感想メールが届いた。

また

苦手な人の話は自分への壮大なブーメランだったという

気づきもあったとのこと。

つまり、自分が苦手だと思っている人物に

生きていない自分(シャドウ)を見ていたことに気づけたという。

 

ホントこれ大事だよね。

 

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私はセッションにおいて人間関係の話を聞くんだけど、

『それあなたの”影(シャドウ)”だよ』と思うことがしばしばある。

 

先日も会話のところどころで

「妹が・・妹が・・・」という人がいたが、

ここにもシャドウが隠れている気がしたので

よくよく話を聞いてみると

自分よりも言動ともに活発な妹といつも比べられていたので

積もり積もっているものがあったらしい。

 

家族だろうが有名人だろうが仲の良し悪し関係なく

誰かに対して何かを思うときは大なり小なり

自分のシャドウ(生きていない自分)を見ているのだ。

 

先日ラストナイトインソーホーという映画をみた。

イギリスの田舎町からロンドンのファッション学校に行った女の子が主人公。

たまたま間借りした部屋でみる

不思議な夢が徐々にリアルな幻影に変わっていくというストーリー。

夢の中に表れる美しい娼婦に魅了され、

主人公は現実でも髪型や服装を真似したりして自分を重ね合わせていくんだけど、

これもいわゆるシャドウみたいな話だなと思った。

映画ではそういう趣旨では描かれてはいなかったけど、

夢に出てくるのは無意識にでもそういう願望があるとみてもいいのだろう。

 

で、冒頭のNさんも

苦手だった相手が自分のシャドウだと気づいたら吹っ切れてスッキリしたとのこと。

そう、シャドウに気づくとスッキリするのだ。

現実的には苦手な人の振る舞いは変わることはないかもしれないが、

相手も自分なのだと気づくと自分の中で統合が起きる。

相手に見る嫌なところは自分が目をつぶっていた自分の嫌なところ。

これを否定していたからずっと苦しかっただけの話。

 

でもこれって、かなり高度な気づきだと思う。

Nさんの「吹っ切れた」という言葉は

否定していた自分を受け入れたということなんだから。

そこから新しい世界が始まるのかもしれない。

 

 

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