これでいいのだ

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あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

あっというまに3が日が終わり、

今日あたりから正月気分も抜け出してくる頃でしょうか。

 

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わたしは年始からNHKオンデマンドを契約して、

(UNEXTのポイントを使ったらお得だった)

「100分de名著」という番組にはまってました。

誰もが知っている名著について

研究者や翻訳家の方が

おおまかな概要を25分を4回に分けて解説をしてくれる番組。

サルトルの実存主義とか、

パスカルのパンセとか、

恥ずかしながら名前は知ってるけど読んだことがない。というものばかりで

へ〜そんな本だったんだと100分でちょっと賢くなった気分になれていいんですよ。

わたしの場合は逆に知った気になって読まないっていうパターンですが^^^(笑)

 

でね、そのなかで「老子」の回がありました。

これこそ、名前は聞いたことがあるけど

孔子とか荘子とかとごっちゃになっててわからない状態でしたが、

最終回のゲストに詩人のドリアン助川さんが出てきて、

老子はバカボンのパパというのを聞いてなんとなく納得。

老子を超簡素化すると

バカボンのパパの名台詞「これでいいのだ!」になるそう。

まあ賛否両論はあるでしょうけど、

取っ掛かりとしてはイメージはつかめました。

老子は道(TAO)に沿って生きればいい。

つまり、

ありのままに自然に沿っていけばいいということを言ってるんですね。

道といっても道路ではなくて

「全」とか「宇宙」とかそういう大きなものという解釈。

それがバカボンのパパの

「これでいいのだ」

につながるのだというのがドリアンさんの話でした。

無理している時=道(TAO)から離れようとしている

だから苦しくなったり、嘆いたりするのかもしれません。

そんな時はいったん「これでいいのだ」に立ち戻るの大事。

わたしはこの解釈が結構好きなんですけどね、

バカボンの生みの親である赤塚不二夫先生の葬儀でのタモリさんの弔辞

あなたの考えは全ての出来事存在をあるがままに前向きに肯定し受け入れることです。
それによって人間は重苦しい陰(いん)の世界から解放され、
軽やかになりまた時間は前後関係を断ち放たれて、
その時その場が異様に明るく感じられます。
この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。
すなわち『これでいいのだ』と。

これこそがTAOなのかな思っています。

 

早速↑の本を買って読みましたが、

老子がとっても身近に感じられました。

でもね〜、老子が難しいって言うことよりも、

「全」とか「TAO」などの思想に寄ろうとする人が今の時代にいるかのが疑問です。

こう言う時代こそ、思想家の言葉が身にしみるんですけどね。

昨年末に木星が魚座に入ったことで、

少しは意識が芽生えていくのかな?

 

みなさんにとって「これでいいのだ」な一年になりますように・・・

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