「話半分」の極意!真面目な人が楽に生きるための処世術

「話半分」の極意!真面目な人が楽に生きるための処世術

Post to Google Buzz
Pocket

 

 

 

「話半分に聞いておくよ」

というこの言葉。

昔からどこかしらで聞いたことがあるような気がします。

 

気になって調べてみたら

「話半分」って辞書にも載っていました。

話半分とは

話の半分程度はうそや誇張であること。半分ぐらい割り引いて聞いてちょうどよいこと。

 

スポンサーリンク

 

 

 

私は今の世の中、人の話を真面目に聞きすぎている人が多い気がします。

日本て特に目上の人や、偉い(と思われている)人、成功している人の話って、

一言一句聞き漏らしてはいけないような風潮があったり、

またそこから有益な情報が得られると信じて聞いてしまうことありませんか?

 

でもね、

「ふ〜ん」

くらいの気持ちで聞くっていうことを

常に頭の中に入れておいたほうがいいと思うのです。

 

 

日本人には「嘘つきは泥棒のはじまり」という言葉の通り、

「嘘はついてはいけない」ということがDNAに刻まれているので基本性善説の人が多いですよね。

だから自分が嘘をつかないから他人も嘘をつかないと信じてしまう。

他人が「嘘などつくはずはない」

テレビ、ネット、SNSで流れてくる情報に、「嘘などあるはずない」

と思ってしまいがちです。

若い世代が企業に潰されてしまうってのも、

こういうことが原因だったりするのかもしれません。

いい大人がまるで生まれたばかりのひよこのように

他人の言うことを全面的に信じきってしまうってのは

ちょっと危険な香りもします。

「嘘」とまではいかなくても「盛り」もありますからね。

高く評価を得るためにちょっと大げさにしてみるのはもはや普通でもあります。

 

 

日本の教育にも原因があると思いますが、

日本人は真面目な人ほど、人の話を真面目に聞いてしまいます。

はっきり言います!

「人の話を全部真面目に聞くのは無駄」

人の話を聞くというのは必要ですが、

この「全部真面目」ってのがダメなのです。

 

 

人の話はその人のフィルターで現実を見た視点から語られます。

その人の現実はその人にとっての真実でしょう。

ただ、自分は「その人」ではありません。

だから

その人の「真実」と自分の「真実」が違っているということは当然なのです。

家族、恋人、友人、著名人、SNSなどが語ることはすべて自分以外の人の言葉です。

それを真面目に受け止めて、

まるで自分のことのようにインストールしてしまい、

それが真実だとしてしまうと、自分の真実がなくなってしまいます。

自分の人生で得てきた、

人間関係、体験、知恵、感情、人生のスタイルなど、

それが自分の真実です。

今の時代は情報が錯綜しているので、

他人の真実と自分の真実の境界線を引くのが難しくなってしまうんですよね。

 

そうはいっても、生きていく上でコミュニケーションは大切。

まったく人の話を聞かないとなるとただの「やっかいな人」

として逆にこの時代は生きていくのが難しいです。

だから

「話半分」

これが大切になってきます。

 

話半分の極意とはその他人の真実と自分の真実を

「ま、半分だったら聞いてやるよ」

くらいの気持ちで聞くのがベストなのです。

 

相手によっては

「話4分の1で聞いてやるよ」

とか、

「右から左へ受け流す〜♪」by ムーディー勝山(何気に名言)

くらいでもちょうどいいでしょう。

 

まずセルフプロテクト。

 

ただ何事も疑り深くなりすぎたりしすぎてしまうのもなんなので、

自分の真実と合致するところがあれば、

「話3分の2くらいで聞いてやるよ」でもいいですよね。

 

というわけで、

ま、この話も話半分程度に聞いておいてくださいね。

 

 

スポンサーリンク

Post to Google Buzz
Pocket