
SATC新章「and just like that 」1話感想【海外ドラマ】
こんにちは
ホロスコープアドバイザー・カレンです。
Unextで配信がはじまった「AND JUST LIKE THAT」を見ました。
ご存知、
NYに住む女性4人を描いたSex and The Cityの続編です。
全盛期はNYに行って聖地巡礼したり、
映画化された時には嬉しくて公開初日に見に行ったりと
それほどの大ファンだった私ですが
あまりに長い年月が経ちすぎていて続編が始まると聞いても
「ふーん」くらいな感じだったんですよね。
でもやっぱり気になるので観てみました!
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以下ネタバレあります。
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正直、ドラマが始まって10分ほどして、
「つまんね〜」
と一旦画面を閉じました。
キャリーがインスタやポッドキャストにハマってるとか、
ミランダの白髪を染めないや、ジェンダー、人種の話とか、
いったい何周遅れの話ししてんの?
SATCの時には時代の最先端をいってる風で流行をつくっていた女性たちが
まるで浦島太郎のように時代錯誤な
イタイおばちゃんみたいに描かれていて
いや、描いていたというよりは
ドラマの設定や演出自体がすでに古臭さがかぐわしい感じ。
「とりあえず社会問題いれとけばいいよね」
ってのが
あえてなの?
本気なの?
いやいやそれだとしても雑じゃない?
ってのが入り混じって、正直残念な気持ちになりました。
そして、サマンサ不在の件については
ドラマの冒頭、
サラ演じるキャリーが仕事でサマンサと仲違いしたため、
サマンサがロンドンに行ってしまったという話を恨み節で語ります。
これもね、一応、進行上というか
便宜的に避けては通れないのかもしれないんだけど、
あえて言わなくてもいいよ。
って思いました。
ファンにはサマンサ役のキムキャトラルと
キャリー役のサラジェシカパーマーが
実際に仲違いをしていることは周知の事実だったので
サマンサが続編に登場しないということは、
残念だけれども仕方がないという
気持ちもあったのではないかと思います。
でも、この4人に限らず、
現実的に考えてみれば、
女の友情なんていつ終わってもおかしくない危機感でいっぱいだし、
永遠に続く方がおかしいと思うんですよね。
サマンサは独身主義を貫く女性、
でも他の3人は結婚してたり子持ちとなったら、
もうその時点で話題を共有するのは難しかったわけです。
このドラマの主軸である
「4人の友情は”永遠”だよね〜」
ということでファンは見守ってきたものの、
多くの女性はそんなの幻想に過ぎないとわかっていたはずです。
だからこそ、
今回きっぱりとサマンサがいないのは
むしろナチュラルな感じがしました。
そのあたり、もっとうまく描けば深みが出たのに、
まるで通過儀礼のようにキャリーのセリフで終わらせちゃうって
もったいなかったな〜。
そして
超絶ネタバレですが、
キャリーの夫、
ミスタービッグが1話の最後に死にます。
エアロバイクに乗って心臓発作でということらしいんだけど、
まあこれもあるでしょ?って感じ。
もともとビッグは心臓悪いって設定だったしね。
同じように年とってどんどんリアリストになっている視聴者にとっては
年取ったキャリーが恋愛至上主義のお花畑に居続けるのを見させられる
のもげんなりだったし、
むしろビッグがいなくなったことで
キャリーがどんな風に変わっていくのかが興味深い。
せっかくの続編、
映画みたいにファンサービスで終わらせないで
歳を重ねた女性たちの生き様をカッコよくみせて欲しいなって思います。
もしかしたら、
サマンサ、オンリーのスピンオフの方が
この時代、需要があったのかもしれないですね。
とりあえず2話も楽しみにしてます。
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