金星が傷ついている

金星が傷ついている

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私はあまり使いたくない表現なのですが、

ホロスコープを読むときに、

「天体が傷ついている」という言い方をするんですね。

この天体というのは、その人のホロスコープによって違うんだけど、

よく聞くのが金星や月という個人天体ですね。

これ、

占星術を勉強し始めた頃には

「なんだと〜〜〜〜〜!」と

大変ショックを受けるような表現だったんですが、

実はこの「傷ついている」という表現は言い得て妙なんですよね。

 

というのも、

ホロスコープを読むときには10個の天体がどのサインにあるか?

というのがとっても重要なのですが

天体とサイン(星座)には相性みたいなのがあって、

占星術では「エッセンシャルディグニティ」と言います。

 

簡単に言うと、

その天体にとって

居心地の良いサインにいるのか?

居心地の悪いサインにいるのか?

つまり

ホームか?アウェイか?

という感じですね。

 

たとえば「金星」にとって居心地の良いサインというのは、

牡牛座と天秤座です。

なのでホロスコープで、牡牛座か天秤座に金星がある場合、

金星にとっては居心地が良いので、

その人にとって金星のエネルギーがうまく働きやすいということになります。

 

逆に金星にとって居心地が悪いのは牡羊座やさそり座です。

なので牡羊座かさそり座に金星がある場合は、

金星にとってはちょっと本来のエネルギーを発揮しづらいので

「金星が傷ついている」という表現を使ったりするんですね。

 

ただ、これも天体同士の絡みによって違ってくるので一概に絶対とは言えません。

いくら牡牛座、天秤座の金星でも火星や冥王星ときつい角度があったりすると、

これも金星が傷ついているという表現を使ったりします。

 

私はこの”傷ついている”という表現はあまり好きではないのですが、

知っておくというのはとても大切なことです。

でもね〜。

誰が最初に言ったかは知りませんが、

「金星が傷ついている」なんていうとちょっとショックですよね〜。

 

そんな私もさそり座の金星持ちなので、

たしかに金星に対してのコンプレックスはあったりしましたが、

実は、「自分の持ち味」なんですね。

 

たとえば同じさそり座の金星持ちで、椎名林檎さんがいます。

彼女のライブや歌の世界観は私にとってカタルシスのようなところがあって、

とても魅了されます。

同じ金星さそり座持ちだからわかる世界観ですね。

林檎さんのの金星はどちらかというと

「恋愛」や「お金」で活かされるというよりは、

「芸術」で活かされているのでしょう。

 

だから金星が傷ついている(という表現)というのは、

あくまでホロスコープ上での「状態」であるだけで

その人がどう金星を活かしていくかによって変わってくるのです。

これは金星だけではなくて他の天体でも同じです。

 

自分のホロスコープを見て、

「あ〜私の金星は傷ついているんだ・・・・(チ〜ン)」

で終わってしまったら、

全然ホロスコープを活かせてません。

もし、ある天体が傷ついている状態なら

どうやったらその持ち味を出していけるか?とヒントにするのが

正しいホロスコープの活かし方です。

 

エッセンシャルディグニティについては若干ややこしい面がありますので、

今後の鑑定ではエッセンシャルディグニティについて知りたいという希望があれば

それも含めて読みますので、気軽にお申し込み下さい。

最後に宣伝をいれておいきます(笑)

⇩⇩

今後のホロスコープ鑑定について

 

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