トランジット土星は成長させるために試練を与える

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米津玄師さんのホロスコープ記事で、

トランジット土星が、

米津さんの山羊座の天体に影響していたと書きました。

 

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占星術の本には

土星のことを厳しく「凶星」なんて

身も蓋もないようなことがかかれているものもあって、

学び始めた頃は

「チッ!なんだよ、土星〜」と悪態ついていた時もありましたが、

今は土星の恩恵無くして成長なし!と思うこともしばしばあり、

吉凶というのはそうあてにならんような気もします。

 

米津さんの場合、ネイタル(生まれた時)の月が山羊座にあります。

山羊座の月はエネルギーが弱めとも言われているので

特に子供の頃(0〜7歳)に

ちょっとしんどいような感覚があったかもしれません。

天王星&海王星というエネルギーの強い天体と重なっているので

自分のあり方を認識するのは難しかったでしょう。

自分の感覚が外からの影響によって埋もれてしまうか、

高機能自閉症という形で内側に向かうということもありえる話です。

 

で、この埋もれた月に対してトランジットの土星が「試練」を与えたわけです。

それが昨年からの「Lemon」のヒットと

初めて生放送で歌う(しかも紅白歌合戦!)という舞台なんですね。

 

ただ、土星もやみくもに試練を与えるわけではありません。

しっかりと積み上げてきたことに対して、

「行けるね?」

と肩をポンと叩いて送り出すという感じです。

それまで蓄積してきたことに対して、

追い風を吹かせるようにサポートしてくれるのです。

だからやることさえやってれば、

トランジット土星の試練は決していじわるなものではありませんし、

むしろそれを成し遂げた後は

成長した自分が確実にいるわけなのです。

これこそが土星の恩恵なんですね。

 

米津さんの月の状態は決して良いものではありませんが、

そこをうまく乗り越えてきたことで、

ご自身にとっての大きな成長につながったと言えますよね。

(上から目線ですみません)

彼自身の中でも今回の出演にはあらゆる葛藤があったはず。

そこを乗り越えさせるのが土星なんですねー。

土星は苦手を克服するために試練を与えるエネルギーですが、その先には必ず恩恵がある。

そう思うと何も怖がることはないと思います。

なんだかしんどい時は土星先生に

「行けるね?」

と肩を叩かれてると思ってみてください。

そのしんどさは、

大丈夫!あなたなら乗り越えられるという

証しでもあるのです。

 

 

 

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