
自分を差し出さずに得ることはできない
最近ちょっと気になることがあって、
それはSNSでやたらと、
「クラウドファンディング」や
「カンパ」を募っているのを見かけることが多くなった気がします。
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クラウドファンディングは、
ある目的があってそのための資金を調達するために
応援(投資)してくれる人を募集することだそうですが
その目的にもいろんなものがあって、
本当に世の中に役に立ちそうなものから、
「お前自力でなんとかせ〜よ」みたいなものもあったりでピンキリなようです。
私も全部チェックしているわけではないのでわからないのですが、
その中にはなんだか胡散臭いようなものも紛れていて、
ちょっと気をつけないといけなそうな案件もあるみたいなんですよね。
でね、まあクラウドファンディングはまだしも、
SNSでも時々流れてくる
「カンパしてください」はもう胡散臭いとしか私は思いません。
最近ちらっとみたのは、
「お金を盗まれたから生活費助けてください」
とか
「親戚が入院していてお見舞いに行くために交通費カンパしてください」
みたいなやつ。
は????
って感じじゃないですか?
ってか、
そのくらいの貯金もないの?
1日バイトくらいすれば7〜8千円くらい稼げるよ。
と言いたくなるんですが、
そういう人たちには、
自分でなんとかしようという気は毛頭ないようで、
SNSで、嘘だか本当だかわからない事情を
あたかも切羽詰まったような感じに迫真の演技で迫り、
カンパを募っているんですよね。
一回でも成功体験があるとすれば
それに味をしめてやっているのだと思うんですが、
こういうのを見るたびは私は、
「平気で嘘をつく人たち」という本を思い出します。
でね、まあそれはいいとしましょう。
もしかしたら迫真になれるほどその理由は本当なのかもしれません。
でもね、その分、
自分は他人のために何か差し出してきたのでしょうか?
星の話でいうと、
他人のお金というのは「8ハウス」の意味になります。
8ハウスは「蠍座」とリンクするハウスです。
蠍座は、自分を差し出し、相手と共有する体験をするサインなのです。
だから
きっと何かしら今まで自分を差し出して、
「信用」「信頼」があれば、
そんなSNSみたいな場所で不特定多数の人に
募らなくても助けてくれる人は誰かしらいるはずなんですよね。
でも自分でなんとかすることもせず、
他人に依存することばかり考えているから
恐らくそういう人はいないのでしょう。
そして人からの信用もどんどん失っていくという悪循環に陥っているからこそ
SNSみたいなところで迫真の演技で迫らないといけない。
ってかさ、
そんくらいのお金を自分でなんとかできない人をどうやって信用すれば良いのでしょう?
そういうことがわかっていない時点で、
ちょっと「大丈夫?」って心配になります。
ただそういう人にカンパしちゃう人がいるのも事実。
優しい人なのかもしれません。
世の中いろんな人がいるし、
きっとわかってやっているのでしょうと思いたいです。
でも、道理から言っても、
自分から何か差し出さずに
他人から得ることはまずないんだよね。
だからこういうことに
ほだされてお金を出してしまう人がいたとしたら、
それは優しさではないような気もします。
高須クリニックの院長レベルのお金と愛の大きさがあれば良いのかもしれませんが、
ただ安易にSNSで募られているようなことには
毅然とスルーすることも私は大人の対応なのではないか?と思いました。
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